- 採用の間口を広げたい
- 人材採用にかかるコストを抑えたい
- 少人数で効率的に採用活動を行いたい
人材採用に関する業務を行っている方は、このような悩みや課題をお持ちではないでしょうか?
このような課題を解決するのには、「Web面接・オンライン面接システム」が役に立つでしょう。
しかしWeb面接・オンライン面接システムには数多くあり、自社にあうシステムを選定するのは困難です。
そこで本記事では以下のような内容をご紹介しています。
- Web面接・オンライン面接システムの選び方
- 人気のWeb面接システム7選の比較表
- Web面接システムのメリット・デメリット
読み終える頃には、自社にあうWeb面接システムの目処がついていることでしょう。
5分ほどお時間をとって最後まで読んでみてください。
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Web面接・オンライン面接システムとは?
Web面接システムとは、文字どおりWeb上で面接がおこなえるようになるシステムのことです。
パソコンやスマートフォンなどの機器をインターネットにつなげるだけで、簡単にWeb上で面接を行えるようになります。
これまでの採用活動では、応募者が会社に出向いたり、採用担当者が面接会場へ出向いたりする必要がありました。
しかし、このWeb面接システムを導入すれば、お互いが外出せずに、スマートフォンやパソコンを使って面接を終わらせることができます。
「ビデオ通話形式で面接を行う」と説明すれば、イメージがつきやすいのではないでしょうか。
Web面接システムでは、一般的なビデオ通話の機能だけではなく、より採用活動がしやすくなるための専用機能が多く搭載されています。
スマートフォンの普及率増加や、通信環境の技術進歩に伴って、最近ではWeb面接を行う企業も増えてきました。
Web面接システムを上手く活用できれば、一般的な対面式の面接よりも、多くのメリットを得ることができます。
Web面接・オンライン面接システム7選を徹底比較!
以降では、人気のWeb面接システム7つをご紹介していきます。
まずは比較表をご用意しましたので、一覧でご覧ください。
システム名 | 推奨する従業員規模 | 特徴 |
---|---|---|
playse web面接 | 全ての従業員規模に対応 | ・アプリ不要、PCやスマホのブラウザでWeb面接を実施 ・コーディング知識不要!Web会社説明会ページ作成機能 ・導入しやすい低価格を実現 |
BioGraph(バイオグラフ) | 全ての従業員規模に対応 | ・ツール内でスケジュールを一元管理 ・応募者の負担を徹底的に軽く ・月額1万円から利用可能 |
インタビューメーカー | 全ての従業員規模に対応 | ・採用にかかるあらゆるコストの管理・削減が可能 ・豊富な導入事例 ・セキュリティ対策万全 |
HARUTAKA | 全ての従業員規模に対応 | ・選考時間93%削減の実績 ・データ解析による採用精度の向上 ・アプリ不要のため応募が手軽 |
ITSUMEN | 全ての従業員規模に対応 | ・シンプルで使いやすい操作画面 ・豊富な管理機能により採用工数を削減 ・導入費用や従量課金なしの安心の料金体型 |
HireVue | 1,000名以上 | ・米国産の37か国語に対応したWeb面接ツール ・人工知能による選考支援機能を搭載 ・プログラミングコードテスト機能を搭載し、海外エンジニアの採用に活躍 |
どこでも面接 | 全ての従業員規模に対応 | ・導入費用のみ!月額費用無料で使い放題のWeb面接システム ・自動日程調整機能により、工数削減 ・内定後のフォローアップに利用することで内定辞退を回避 |
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playse web面接
・コーディング知識不要!Web会社説明会ページ作成機能
・導入しやすい低価格を実現
運営会社 | 株式会社manebi |
---|---|
トライアル | 可能 |
価格 | ・月額14,800円+利用料9,800円〜 ・月額19,800円+利用料9,800円〜 ※機能やユーザー数、採用数により変動 |
BioGraph(バイオグラフ)
・応募者の負担を徹底的に軽く
・月額1万円から利用可能
運営会社 | 株式会社マージナル |
---|---|
トライアル | 可能 |
価格 | スタンダード;導入費用30,000円+月額費用30,000円 ※他にミニマム 、プラチナプランあり |
インタビューメーカー
・豊富な導入事例
・セキュリティ対策万全
運営会社 | 株式会社スタジアム |
---|---|
トライアル | 可能 |
価格 | 月額39,800円〜 |
HARUTAKA(ハルタカ)
・データ解析による採用精度の向上
・アプリ不要のため応募が手軽
運営会社 | 株式会社ZENKIGEN |
---|---|
トライアル | 可能 |
価格 | 要お問い合わせ |
ITSUMEN
・豊富な管理機能により採用工数を削減
・導入費用や従量課金なしの安心の料金体型
運営会社 | 株式会社マルジュ |
---|---|
トライアル | 可能 |
価格 | ベーシック;月額費用49,800円 ※他にライト 、ププレミアムプランあり |
HireVue
・人工知能による選考支援機能を搭載
・プログラミングコードテスト機能を搭載し、海外エンジニアの採用に活躍
運営会社 | タレンタ株式会社 |
---|---|
トライアル | 可能 |
価格 | 要お問い合わせ |
どこでも面接
・自動日程調整機能により、工数削減
・内定後のフォローアップに利用することで内定辞退を回避
運営会社 | スピンシェル株式会社 |
---|---|
トライアル | 可能 |
価格 | 導入費用48,000円〜 |
Web面接・オンライン面接システムを選ぶ際の5つのポイント
一口に「Web面接システム」といっても、多くの会社がさまざまなWeb面接システムを提供しています。
そのため、Web面接システムを導入するときは、複数の製品を比較して、目的に合ったシステムを選ばなければなりません。
ここでは、Web面接システムを選ぶときに確認しておきたい5つのポイントを解説していきます。
導入を検討している方は、各ポイントをチェックしておきましょう。
面接機能の充実度
製品によって、面接機能の充実度には差があります。
機能が充実していれば、面接の効率化が可能です。
代表的な機能には、
- チャット機能
- スケジュール管理
- 録画機能
- カレンダー連携
などがあります。
製品によって搭載されている機能は違うので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
機能の充実度は重要なポイントですが、会社によっては不要な機能もあります。
そのため、必要な機能を明確にしておくことも大切です。
採用管理のしやすさ
採用管理がしやすいかどうかも重要なポイントです。
たとえば、
- 応募者管理機能
- SPI連携
- 採用分析機能
- 評価機能
などの機能があれば、採用管理はしやすくなります。
他にも、履歴書やヒアリングシートをすべてデータ化できたり、合否の判定や個人情報をシステム内で完結できたりと、製品によって機能はさまざまです。
機能を上手く活用できれば、対面式の面接よりも、採用管理がしやすくなるのではないでしょうか。
使いやすさ
機能が充実していても、システム自体が使いにくければ、Web面接をスムーズに進めることはできません。
Web面接システムは、人事担当者だけではなく応募者も利用するので、使いやすさは重要視しておきましょう。
画面の見やすさや操作性などは、使いやすさを決める大切なポイントです。
製品によっては、購入前に無料でお試しできることもあります。
複数の製品を比較して、初めて使う方でも問題なく操作できるシステムを選ぶようにしましょう。
画質や音声の品質
画質や音声の品質も製品によって差があるので注意しましょう。
画質や音声は、Web面接で最も重要となる要素です。
機能が充実していて価格が安くても、画質や音声が悪ければ、相手の雰囲気を感じたり、コミュニケーションを上手くとったりすることができません。
価格が安いからといって画質や音声が悪いシステムを導入してしまうと、Web面接のメリットを得られないことがあります。
多少のコストはかけてでも、画質や音声が高品質な製品を選ぶことが大切です。
価格
Web面接システムには無料で使えるシステムもありますが、高品質な製品が欲しいのであれば、有料製品の導入がおすすめです。
Web面接システム導入にかかる主な費用は、
- 初期費用
- 月額費用
の2つです。
価格は製品によって大きな差があり、初期費用0円、月額費用1万円代から利用できるシステムもあれば、初期費用で10万円、月額費用で5万円を超すシステムも存在します。
価格が高い製品には機能やサポートが充実している傾向がありますが、製品の機能を十分に活用できなければ、高額な製品を導入する意味がありません。
必要な機能やサービスをあらかじめ明確にして、その機能に見合った価格帯の製品を選ぶようにしましょう。
Web面接・オンライン面接システムは、無料と有料どっちがおすすめ?
Web面接システムには、無料ツールと有料ツールの2つの選択肢があります。
どちらの選択肢にもメリットとデメリットがあるので、求める機能やサービスによって、おすすめは変わります。
Web面接システムの導入を考えているのであれば、両者のメリットとデメリットを把握しておきましょう。
まずは、無料システムのメリットとデメリットについて解説していきます。
無料のWeb面接システムの最大のメリットは、コストがかからない点です。
出費を気にせずに、気軽に導入できます。
しかし、
- セキュリティ面の不安
- 使える機能の制限
- 通信障害の問題
などは無料システムのデメリットといえるでしょう。
有料システムよりも面接の効率が悪くなったり、トラブル発生の可能性が高かったりします。
無料ツールで得られるWeb面接システムのメリットは、少ないかもしれません。
一方で、有料のWeb面接システムは、無料ツールよりも機能や安全面が優れているのがメリットです。
具体的なメリットとしては、
- セキュリティ性能が高い
- 機能が豊富で効率化が可能
- 通信障害が起こりにくい
などのメリットが挙げられます。
効率的に応募者を面接したいのであれば、有料版がおすすめといえるでしょう。
しかし、有料のシステムは初期費用や月額費用がかかるのがデメリットです。
コストと効率化のバランスを考えて、導入を検討しなければいけません。
有料のWeb面接システムの中には、無料トライアルをおこなえる製品もあるので、まずは無料で試してみるのも1つの手段です。
Web面接・オンライン面接システムの4つのメリット
新しく採用活動を始める際に、これまでの対面式の面接は選ばずに、わざわざWeb面接システムを導入するメリットはあるのでしょうか。
ここでは、対面式の面接とは違った、Web面接システムの4つのメリットを紹介していきます。
地方や海外からも応募できる
Web面接システムでは、お互いが同じ場所に集まる必要がないので、地方や海外からも応募できるようになるのがメリットの1つです。
エリアだけではなく、スケジュールの都合がつきにくい応募者にもアプローチできます。
採用間口を広げることができ、より優秀な人材を採用できる可能性が高まるのは、Web面接システムの大きなメリットといえるでしょう。
手間と費用のカット
Web面接システムを導入すれば、会場までの移動や面接会場の準備といった手間をカットできます。
また、交通費や宿泊費などの費用も削減可能です。
有料のWeb面接システムであれば導入のために費用がかかりますが、対面式の面接でかかる費用と比べると、トータルコストは安いかもしれません。
時間や手間、費用を大きく削減できるのはWeb面接システムの魅力です。
面接の録画ができる
多くのWeb面接システムでは、面接の録画が可能です。
システムによっては、画面上に「録画開始ボタン」が設置されているので、ボタンを押すだけで簡単に面接の様子を保存できます。
面接を録画しておけば、
- 面接官の評価軸を揃えられる
- 面接の振り返りができる
- 上司からのフィードバックがもらえる
- 面接官育成の教材にできる
など、さまざまなことに活用できるでしょう。
面接の録画機能があるだけで、より優秀な人材の採用や、面接プロセスの効率化が図れます。
応募者の緊張を緩和できる
応募者にとって、対面式の面接は緊張してしまうのがデメリットです。
緊張してしまっては、応募者の素顔が見えづらくなり、本来の性格やコミュニケーションスキルの把握が難しくなります。
Web面接であれば、画面を通してのコミュニケーションになるので、応募者の緊張が緩和されやすいのがメリットです。
応募者の緊張が緩和されることで、本来の性格やコミュニケーションスキルの把握が容易になります。
Web面接システムの3つのデメリット
Web面接システムには魅力的なメリットも多くありますが、デメリットも存在するので注意が必要です。
ここでは、Web面接システムのデメリットを3つ紹介します。
デメリットも踏まえたうえで導入を検討してみましょう。
通信トラブルの可能性
対面式の面接と違い、Web面接では機器や通信トラブルの可能性を考えなければなりません。
不具合が起こらないように、機器や回線の状態をあらかじめ確認しておくことが大切です。
操作ミスでトラブルが起こることもあるので、研修体制は整えておきましょう。
想定されるトラブルを社員同士で共有しておけば、万が一のときも対応できるようになります。
対面式より表情や雰囲気が伝わりにくい
対面式より表情や雰囲気が伝わりにくいというのも、Web面接システムのデメリットです。
相手の細かな表情や雰囲気で、会社の人材として最適かどうか見極めるケースも多いのではないでしょうか。
このような非対面形式で適切なコミュニケーションを取るためには、慣れが必要です。
また、画質や音声の品質が高い製品を選ぶことも重要になります。
応募者へのITリテラシーやネット環境が求められる
対面式の面接とは違い、機器の操作や画面の操作などが必要なWeb面接は、応募者へのITリテラシーやネット環境が求められます。
場合によってはスムーズな面接ができないかもしれません。
そのような応募者に向けて、事前に利用しやすい環境を整えてあげたり、分かりやすい説明をしておいたりすることが大切です。
応募者が安心して面接にのぞめるように配慮しておきましょう。
Web面接実施の注意点
Web面接を実施する前に、利用するときの注意点を確認しておきましょう。
具体的には以下の5点です。
- 機器と通信環境のチェック
- 事前にシステムの操作に慣れておく
- 場所や服装に気をつける
- カメラの設定を確認しておく
- 応募者に録画の許可をとる
まず、機器と通信環境のチェックは怠ってはいけません。
Web面接で発生するトラブルの多くは、機器や通信環境が原因です。
マイクやカメラは機能しているか、回線速度は問題ないか、といったことを確認しておけば、安心して面接を始められます。
担当者が操作に慣れておくことも大切です。
アプリやサービスをテストしておくことで、トラブルが起こる可能性を下げられます。
場所や服装にも気を配りましょう。
雑音が入らない静かな場所で、TPOをわきまえた服装を意識します。
カメラの距離や角度も、あらかじめ担当者の表情と上半身が見えるように設定しておくと安心です。
意外と忘れがちなのが、録画の許可を得ることです。
録画をするのであれば、応募者に許可を取るようにしましょう。
面接の録画自体は違法にはなりませんが、無断で録画していたことを知られれば、会社のイメージダウンや評判低下につながってしまいます。
万が一のことを考え、面接時には応募者に録画の旨を説明する配慮が必要です。
実施する前に注意することは多くありますが、しっかりとチェックしておけば、面接中のトラブルは起こりにくくなるでしょう。
最後に|Web面接システムを導入し、採用間口を広げよう!
Web面接システムを導入すれば、採用間口を広げることができ、より優秀な人材を採用しやすくなります。
対面式の面接と違って、事前に確認しておきたい注意点もいくつかありますが、事前に確認しておけば大きなトラブルが起こることはありません。
必要な機能を明確にし、複数の製品を比較して、目的に合ったWeb面接システムを導入してみてはいかがでしょうか。
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