「アフィリエイトASPと契約しているがなかなか売り上げが伸びない」
「自社でもASPシステムを持ちアフィリエイターと直接やり取りしたい」
「売り上げをもっと伸ばしたい」
あなたはこのように悩んでいませんか?
アフィリエイト広告は成功報酬型の広告のため、CPA(コンバージョン1件あたりの広告費用)のコントロールができるというメリットがあります。
そんなアフィリエイト広告をASPに頼らず自社で持つことができるのが「自社アフィリエイトシステム」です。
この記事では、大手ASP勤務経験のある筆者が自社アフィリエイトシステムのメリットや選び方、サービス3社を比較してご紹介していきます。
自社アフィリエイトシステム提供3社を徹底比較!
おすすめの自社アフィリエイトシステム3社をご紹介します。
以下に比較表をご用意しましたのでご確認ください。
サービス名 | サービス価格 | 特徴 |
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アフィリコードシステム | 43,200円〜/月額 | 他社ASP連携 個別カスタマイズ対応 無償製品アップデート |
アフィリエイトシステムPRO2 | 59,800円/買い切り | 自社アフィリエイトに特化 最安値 |
アフィリエイトアド | 49,800円〜/月額 | 他社ASP連携 個別カスタマイズ対応 |
1.アフィリコードシステム
アフィリコードシステムは、「導入実績700社以上」「多機能」を誇るアフィリエイトシステムです。
今回ご紹介するシステムの中でももっとも豊富な機能を揃えていてサポート体制や個別カスタマイズ、無償製品アップデートといった面でも優れています。
また、自社アフィリエイト(自社の商品を紹介してくれるアフィリエイターとの提携)としてだけでなく、ASPの運営(他社広告主とアフィリエイターを集めてアフィリエイト広告の仲介を行う)もできます。
なお、BIZONではアフィリコードシステムを提供するリーフワークス様にデモ環境を提供いただき、レビューをしています。
「自社アフィリエイトプログラムを運用したい」「広告代理店としてクライアントのアフィリエイト案件を一元管理したい」「ASP事業を始めたい」アフィリエイト広告を出稿するためにASPと契約すれば手っ取り早いですが、固定費や手数料、[…]
価格 | 43,200円〜/月額 |
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主な特徴 | 他社ASP連携 個別カスタマイズ 無償製品アップデート |
2.アフィリエイトシステムPRO2
アフィリエイトシステムPRO2は、自社アフィリエイト(自社の商品を紹介してくれるアフィリエイターとの提携)としての機能に特化していますので価格も買い切り59,800円と低コストで導入できます。
ただし、個別カスタマイズには対応していませんし、自社サーバーに設置する必要がありますのでエンジニアを抱える企業向けといえます。
価格 | 59,800円/買い切り |
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主な機能 | 自社アフィリエイトに特化 最安値 |
3.アフィリエイトアド
アフィリエイトアドは、大手ASPに匹敵する機能や使いやすさを持ちながらも月額49,800円という低コストで運用できるのが特徴です。
自社アフィリエイトシステムとしての機能だけでなく、広告効果測定ツールとしての機能、複数ASPを一元管理するワンタグとしての機能も備えています。
価格 | 49,800円〜/月額 |
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主な機能 | 他社ASP連携 個別カスタマイズ対応 |
自社アフィリエイトシステムの選定で迷ったら
3つの自社アフィリエイトシステムで迷ったら、アフィリコードシステムがおすすめです。
導入実績が3つのなかでも圧倒的の700社以上あるため、多様なニーズに応えてきた実績があります。
また多機能なため、カスタマイズなしでも十分に即戦力になってくれるシステムではありますが、個別カスタマイズにも応じてくれます。
それにより、自社と自社のアフィリエイターにとって使いやすいシステムに成長させることもできるでしょう。
このような理由から、導入はアフィリコードをおすすめします。
自社アフィリエイトシステムを導入するメリット
自社アフィリエイトシステムを持つメリットは以下の3つです
- アフィリエイターと直接やり取りすることで、アフィリエイターのニーズを把握できる
- ASPに支払う手数料の分をアフィリエイターに還元することで提携数を増やせる
- アフィリエイトマーケティングに積極的になれる
1.アフィリエイターと直接やり取りすることで、アフィリエイターのニーズを把握できる
「成果報酬が他社と比べて安い」「LPに改善の余地がある」など、アフィリエイターのニーズが把握できるようになります。
ASPと契約していると、多くの場合アフィリエイターと直接やり取りすることは許されません。ASPの担当者を介してアフィリエイターの意見を聞くことになりますので、全てのフィードバックを受けられない可能性があります。
アフィリエイターが掲載してくれない理由や、競合他社を強く推す理由などフィードバックもらえれば改善することができますが、フィードバックがもらえないと改善することが困難です。
自社ASPを持つことで、アフィリエイターから直接フィードバックをもらえるようになります。
2.ASPに支払う手数料の分をアフィリエイターに還元することで提携数を増やせる
ASPに支払う手数料(多くの場合成果報酬に対して30%)をそのままアフィリエイターに還元することで、競合他社と差別化し提携数を増やすことができます。
アフィリエイターが掲載する広告を選ぶ基準として、「商品の知名度」「LPや申し込みフォームの洗練」「成果報酬額」が大きくあります。
その中でも「成果報酬額」において他社に大きく差をつけられれば、アフィリエイター数も拡大することができます。
しかし、自社ASPを持ってもアフィリエイターに還元せずに自社の利益としてため込もうとすると意味がありませんので、必ずアフィリエイターに還元するようにしましょう。
3.アフィリエイトマーケティングに積極的になれる
自社でアフィリエイトシステムを持つことで、アフィリエイトそのものに積極的になれます。
ASPに全てを任せてしまうと、アフィリエイトになかなか興味を持てなくなります。その姿勢は必ずASPの担当者にも伝わります。「〇〇社は運用が適当だから月に1回報告だけしておけばいいや」のようにです。
しかし、あなたがアフィリエイトに興味を持ち積極的になればASPの担当者も熱心に動いてくれるはずです。
いま契約しているASPとは別に、自社ASPを持つことでアフィリエイトに積極的になれて、結果としてASP担当者も積極的に提案してくれるというメリットもあります。
自社アフィリエイトシステムの選び方は?
自社ASPを始めようとした場合に以下の2点に注意してシステムを選ぶようにしてください。
- サポート体制
- カスタマイズ
- 機能面
1.サポート体制
サポート体制が整っていると安心です。
ASPシステムは機能が豊富すぎたり、プログラムに詳しくない場合には理解するのに時間がかかります。
サポート体制が整っている場合には、利用方法やバグなどのトラブル発生時も解決に導いてくれます。
不人気のシステムの場合などは急にサポートを終えてしまう可能性もありますので、導入実績が豊富なASPシステムを選ぶと安心です。
2.カスタマイズ
カスタマイズに応じてくれるアフィリエイトシステムを選ぶようにしましょう。
既存のアフィリエイトシステムのままでも十分に利用することはできますが、カスタマイズすることでより便利に使うことができます。
また、継続的に機能を追加したり利便性を向上させてくれる「無償アップデート」に対応しているシステムを選ぶことも重要です。
「有償カスタマイズ対応」「無償アップデート対応」と記載のあるASPシステムを選ぶようにしましょう。
3.機能面
機能面は豊富であれば豊富なほど良いでしょう。
機能が豊富であれば、多様なニーズに対応することができます。
先にも述べさせていただきましたが、自社アフィリエイトを運営しているとアフィリエイターからのフィードバックが思った以上に多く得られます。
最小限の機能に絞られた自社アフィリエイトシステムですと、開発工数が膨大になってしまいます。
しかし、あらかじめ機能が豊富なASPシステムを導入しておけば、開発工数が膨れ上がる心配はありません。
導入社数が多いシステムは機能も豊富なことが多いので、参考にしてみてください。
自社アフィリエイトシステムを導入にあたって
自社アフィリエイトシステムを導入するにあたって以下の2点を準備しておくといいでしょう。
- 最低1名専任で担当者をつける
- 長期戦を覚悟する
- 導入形式を決める
1.最低1名専任で担当者をつける
アフィリエイトマーケティングのために専任で1名の担当者をつけるようにしてください。
アフィリエイトの業務内容は多岐にわたります。
例えば、「アフィリエイターとのコミュニケーション」「新規開拓のためのコンタクト」「LPの改善案を他の担当者と話し合う」「成果の確定作業(承認・否認)」などです。
これらを兼任で対応すると中途半端になってしまいますので、最低でも1名は専任で担当者をつけるようにしましょう。
2.長期戦を覚悟する
自社アフィリエイトシステムを持ってもすぐには結果は出ません、最低でも6ヵ月は真剣に取り組んだ先に結果が出るものと考えましょう。
理由は、アフィリエイトマーケティングで成功するためには「商品の知名度」「LPや申し込みフォームの改善」も欠かせません。
成果報酬はすぐに手をつけられますが、これらは改善には時間を要しますね。
最低でも6ヵ月は商品力を高める、Web経由の成約率を高めるといった努力もあわせて行いましょう。
3.導入形式を決める
多くのASPシステムには「レンタル形式」「ダウンロード形式」と2タイプの導入方法から選べるようになっています。
- レンタル形式…月額料金制。提供業者のサーバーを借りて利用する
- ダウンロード形式…買い切り。自社でサーバーを用意して利用する
以下にそれぞれのメリットデメリットをご紹介します。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
レンタル形式 | 初期費用を抑えられる サーバー管理不要 最新バージョンの無償アップデートが利用できる | カスタマイズが難しい 月額利用料がかかる |
ダウンロード形式 | カスタマイズができる 月額利用料が不要 | 初期に多額の費用がかかる サーバーの管理が必要 最新バージョンのアップデートを利用する際に、自身で対応する必要がある |
どちらも一長一短です。
自社にエンジニアがいない場合や、テスト的に運用してみたい場合には「レンタル形式」。
自社にエンジニアがいて、長期的に実施することが決まっている場合には「ダウンロード形式」がいいのではないでしょうか。
まとめ
筆者は大手ASPにて300社以上を担当し、アフィリエイト広告の運用のお手伝いをしてきました。
300社担当してもうまく運用できているのは、感覚として1割程度です。多くの担当者さまはASPと契約すれば自動的に売り上げが上がると思い込んでいる方もいました。
自社アフィリエイトを運用することは、「アフィリエイターのニーズを把握できる」「ASPへ支払う手数料分をアフィリエイターに還元できる」「アフィリエイトに積極的になれる」といったメリットがあるため、アフィリエイトの成功に大きく役立つでしょう。
自社ASPは、アフィリコードシステムがおすすめです。
アフィリコードシステムを導入して効率よく自社アフィリエイトの運用を始めてみてください。