- 電子契約サービスのNINJA SIGNの特徴は?
- NINJA SIGNは自社のビジネスにマッチするかな…?
電子契約サービス選びの段階で、あなたはこのように悩んではいませんか?
NINJA SIGNは、比較的新しい電子契約サービスです。
NINJA SIGNに関する情報を探している方も多くいらっしゃるでしょう。
このページでは、NINJA SIGNの特徴や評判、料金、使い方について解説します。
読み終える頃には、自社にとってベストな電子契約サービスの目処がついているでしょう。
NINJA SIGN(ニンジャサイン)とは?その特徴3つ
では、さっそくNINJA SIGNの特徴を見ていきましょう。
他の電子契約サービスとどう違うのでしょうか。
1.Google docsを使用、テンプレート登録ができる
NINJA SIGNの最大の特徴は、自社で作成したひな型(Word)をGoogle driveへアップロードしてGoogle docsに変換し、テンプレート登録できることです。
情報共有に必要なWordファイルをGoogle driveを利用し、複数名で閲覧・編集することは多くなっていますが、NINJA SIGNはその機能を取り込んでいます。
この仕組みで、契約にまつわる関係者は「いつでも/だれでも/どこでも」契約書にアクセスできますし、必要に応じて編集作業に加わることができますので、文字通り「ワンストップ」といえるでしょう。
また、ストレージに格納している契約書は、スピーディーに検索ができます。
なお、Freeプランの申し込みで「弁護士作成の契約書テンプレート17種」が利用できます。
※2020年2月現在
「契約書をわざわざPDFにするのが面倒」「契約内容の修正箇所を受発注者間で確認しあうのが煩わしい」と思っていた人事や総務の仕事が、格段にスムーズになるでしょう。
2.セキュリティ面への配慮
NINJA SIGNは、とても安全です。
Google driveやGoogle docsと同時に、AWSを採用しているからです。
Google driveは通信データを暗号化しているため、高度なセキュリティを誇ります。
AWSもまた、データ保護のため暗号化しますし、ウイルスや不審なアクセスに対処するため、世界でも指折りの企業(サービス)と連携していますので安心です。
当然のことですが、電子契約に必要なタイムスタンプが実装されていて、書類作成時の信頼性も高く設計されてもいます。
「気密性の高い情報をどう守ればいいのか」「契約書を改ざんされたりしないか」といった不安を抱える企業にとって、大きな安心材料です。
3.利用料金は定額制、契約書送信は無制限
NINJA SIGNには4つのプランがありますが、Freeプランを除く3つのプランは定額であるにもかかわらず、契約書送信数は無制限です。
もちろん、プランにより使える機能は異なりますが、電子契約サービス検討時に多くの方が気にする「契約書送信数」を意識せずに使えるのは、NINJA SIGNの特徴です。
「毎月多くの契約書を交わさなければならない」「規定数を気にしながら契約書を作成するのは心もとない」というなら、NINJA SIGNを検討してみてください。
そもそも、電子契約サービスってどんなサービス?
電子契約サービスとは、これまで紙ベースで交わしてきた契約を、オンラインで行うものです。
本人(企業)の実在を確認する電子署名、契約書にサインをした時刻を確認するタイムスタンプを基本とした電子契約に関する法も定められています。
電子署名を導入すれば、紙ベース契約書に必要な紙・プリント・製本が不要になりますし、契約書に付き物の印紙も不要となります。
電子契約は、業務効率化だけでなく、時間と経費を大きく削減する方法としても注目されています。
電子契約サービス比較や、各社の違いなどについては以下もご覧ください。
契約業務に携わる方は、以下のような課題や悩みをお持ちではないでしょうか?「契約にかかる業務の効率化やコストを削減したい」「電子契約サービスの導入を検討しているが、自社にあったサービスが知りたい」電子契約サービスを導入する[…]
NINJA SIGN(ニンジャサイン)の料金プラン
では、NINJA SIGNにはどのような料金プランがあるのでしょう。
4つのプランと、それぞれでできることをご紹介します。
※特別な記載がない限り、1カ月当たりです。
【Freeプラン/無料】
契約書送信:5通
テンプレート登録:3つ
機能:テンプレートの登録と管理 / 書類の作成と送信 / 契約の締結
NINJA SIGNのフリープランでは、次のようなことができます。
- 自社作成の契約書テンプレートを保管できる
- 契約書を作成し、相手方に送信できる
- 相手方が契約内容に応じてテキスト押印すれば契約成立
NINJA SIGNのFreeプランは、月間契約数の少ない個人事業主や、NINJA SIGNをまず試してみたいときに利用したいプランです。
【Lightプラン/3,000円】
契約書送信:無制限
テンプレート登録:無制限
機能:テンプレートの登録と管理 / 書類の作成と送信 / 契約締結+タイムスタンプ / 有効期限の管理 / 契約書の一括送信 / 紙の契約書のアップロード / 契約書一覧のダウンロード / サポート(チャット)
NINJA SIGNのLightプランでできることは、上のフリープランでできることに加え、次のようなこともできます。
- タイムスタンプで、よりセキュリティの高い契約を交わせる
- 契約期限切れが近くなった契約がわかる
- 紙で交わした契約書も保管できる
- チャットでのサポートを受けられる
NINJA SIGNのLightプランは、Freeプランでの利用に限界を感じたときや、より多くの機能を使いたいとき、サポートしてほしいときに利用していただきたいプランです。
【Pro/要問合せ】
契約書送信:無制限
テンプレート登録:無制限
機能:テンプレートの登録と管理 / 書類の作成と送信 / 契約締結+タイムスタンプ / 有効期限の管理 / 契約書の一括送信 / 紙の契約書のアップロード / 契約書一覧のダウンロード / サポート / ワークフロー機能 / チーム共有機能 / フォルダ分け機能
NINJA SIGNのProプランでは、上のLightプラン機能に加え、次の機能(サービス)を利用できます。
- 契約にまつわる流れを、ワークフロー機能でコントロールできる
- チーム内での情報共有ができる
- より高いレベルのサポートを受けられる(チャットだけではない)
NINJA SIGNのProプランは、上のLightプランに加え、契約にまつわる社内フローに沿った運用をしたいときや、チームで契約情報を確認しながら作業を進めたいときにおすすめです。
【Enterprise/要問合せ】
契約書送信:無制限
テンプレート登録:無制限
機能:テンプレートの登録と管理 / 書類の作成と送信 / 契約締結+タイムスタンプ / 有効期限の管理 / 契約書の一括送信 / 紙の契約書のアップロード / 契約書一覧のダウンロード / サポート / ワークフロー機能 / チーム共有機能 / フォルダ分け機能 / IPアドレスの制限 / 専用鍵の設定 / グループ機能
NINJA SIGNのEnterpriseプランは、Lightプラン機能よりさらにセキュリティ面でメリットがあります。
- ワークフロー機能に加え、IPアドレス制限を設けることで、契約に関わらない人材からのアクセスができないようにする
- 専用鍵機能で、より強固なセキュリティを実現できる
NINJA SIGNのEnterpriseプランなら、社外だけでなく社内での情報漏洩リスクに備えることができます。
契約行為そのものだけでなく、その契約に関する業務に関わるスタッフのうち、だれがその情報にアクセスできれば事足りるのか、しっかりと管理ができます。
企業の規模が大きく「情報漏洩リスクに備えておきたい」というニーズに応えられるのが、NINJA SIGNのEnterpriseプランです。
NINJA SIGN(ニンジャサイン)の使い方
では、NINJA SIGNはどのように使えばよいのでしょう。
ステップを追いながらご説明します。
- ログイン
- ひな型(Wordファイル)をアップロードし、Google Docsに変換
- 契約相手の社名・メールアドレスなど、契約に必要な情報を入力し「送信する」をクリック
- メール通知を受け取った相手が契約内容に納得したら、フォームに必要事項を入力
- 契約完了
Wordで作成した契約書をNINJA SIGNにアップロードすると、Google Docsに変換できますので、そこで書き換えや追加が必要な部分に手を入れます。
簡易印鑑(テキスト)を挿入したあと、送る相手の名前、申し送りに必要なコメントなど、NINJA SIGN画面上に現れるフォームに入力して「送信する」ボタンをクリックすれば、契約書の送信は完了です。
相手方は、メールを受け取り、その中にあるURLをクリックして契約書を確認します。
契約内容に問題がなければ、相手方に見える各種フォームに必要事項を入力、「署名して返信する」をクリックすれば契約完了です。
契約内容に問題や疑問があるときは、メッセージ欄にコメントをすることもできます。
NINJA SIGNのメリット
NINJA SIGNのメリットは、どんなPCからも閲覧・修正が可能という点です。
このメリットは、Google Docsを使うことで実現できています。
特別なツールを導入する必要もありませんので、契約相手に電子契約利用を促すのが比較的ラクであるのは、大きなメリットといえるでしょう。
今や、Google DriveやGoogle Docsを使うのは、ビジネスシーンにおいて特別なことではありません。
だれにでも使いやすいというのは、電子契約に移行するために重要なポイントです。
NINJA SIGNのデメリット
NINJA SIGNのデメリットは、特に見当たりません。
強いて挙げるとするなら、Freeプランでできることがとても簡素だ、という程度でしょう。
ですが、月に交わす契約書が5通まででしたら、利用面でも運用面でも高いレベルの機能は必要ないでしょうから、さほど大きなデメリットではないはずです。
NINJA SIGN(ニンジャサイン)の運営会社概要
ここで、NINJA SIGNの運営会社について見ていきましょう。
- 会社名:株式会社サイトビジット
- 代表者名:鬼頭政人
- 資本金:1億3,242万円(資本準備金含む)
- 従業員規模:不明
- 所在地:東京都千代田区神田錦町3-1オームビル2階
- 設立年月日:2013年4月
株式会社サイトビジットは、もともと弁護士・簿記・司法書士・公認会計士といった専門性の高い資格のオンライン教育を提供していた企業です。
「資格スクエア」「資格スクエアクラウド」運営を経た経験から、他の提供サービス「未来問」がeラーニングアワード「AI・人工知能特別部門賞」を受賞しています。
さらには、法務や財務、税務といた高度な知識と経験が必要な人材サービス「Legal Engine」の運営を開始、その後「NINJA SIGN」リリースに至ります。
NINJA SIGN(ニンジャサイン)の導入している企業実績
では、ここでNINJA SIGNを導入している企業をチェックしておきましょう。
- 法律事務所かなめ
- CODEAL株式会社
- 株式会社デルタマーケティング
- 株式会社テスティー
他にもNINJA SIGNを導入しているところは多くありますが、「多くの人材との契約が必要」「高度なスキルを持つ人材を束ねなければならない」という業務内容の会社が多いのが特徴です。
NINJA SIGN(ニンジャサイン)の口コミ・評価
NINJA SIGNの口コミを調査したのですが、現在のところ以下の1件のみしか見当たりません。
正式ローンチしたばかりのサービスですので、今後さらにいい評判が増えていくことでしょう。
ninja signすごいいいですね。
クラウドサインよりだいぶやすいし
NINJA SIGN(ニンジャサイン)について、おさらい
NINJA SIGNは、自社作成のフォーマットに加え、弁護士監修のテンプレートが使えることで大きな安心感を覚える電子契約サービスです。
小規模なビジネスから大企業までカバーする4つのプランがあり、必要に応じた機能をパッケージ化していますので、プランも選びやすいのが特徴です。
電子契約サービスの中では「後発組」ではありますが、その分、他にはない仕組み(Google Drive/Google Docs/AWS)の活用で、使いやすさと安心感を担保しているところは注目に値します。
NINJA SIGNに興味のある方は、ぜひ資料請求をしてみてください。