M&Aクラウド

M&Aクラウドの評判は?メリット・デメリット、他のマッチングサイトとの違いを紹介

会社(事業/部門)を売りたいと思っているなら、次のような悩みはありませんか?

  • 自力で買い手を探せない
  • あてはあっても、条件面でなかなか折り合わない

このような問題は、M&Aクラウドを利用することでスムーズに解決する可能性が高まります。

この記事では、

  • M&Aクラウドの特徴
  • 買い手を見つけるまでの利用方法
  • 手数料や運営会社情報

といったことについて解説しています。

少子高齢化でニーズが高まっているM&Aですが、対応するサービスはいくつかあります。M&Aマッチングサイトの選び方を誤ると、「売りに出した意味がなかった」という失敗をすることも考えられます。

そのような失敗を防ぐため、少し時間をつくって、最後まで読んでみてください。M&Aクラウドについての理解が深まります。

M&Aクラウドとは?その特徴3つ

まず、M&Aクラウドの特徴について知ってください。特徴を知れば、M&Aクラウドを利用するのがよいか、ある程度判断できるでしょう。

1. 売り買いだけでなく、資金調達・出資にも対応

M&Aクラウドでは、会社(事業)の売却だけでなく、資金調達(出資)してくれる相手を探すこともできます。公式サイト内「すべての買い手企業を見る」ページでは、買い手候補だけでなく、パートナー(事業提携先)を探している企業情報も公開されています。

「できれば売却は避けたい」「事業提携で資金難や事業承継に立ち向かいたい」というときは、マッチしそうな企業にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

2.会員登録と情報掲載により人手を介さないので、スピード感あるマッチングが可能

M&Aクラウドは、会員登録し、あなたの手で売却したい事業の概要を登録できますので、マッチングまでの時間を短縮できます。他のM&Aマッチングサイトの中には、事前に調査やヒアリングを経なければならないものがあり、この場合情報登録までに時間がかかってしまいます。

この点で、M&Aクラウドは、あなた自身の手で売却したい事業の情報登録ができますし、上でも触れた通り買い手候補・出資者候補を自分で探せる点でも、マッチングまでの時間を短縮できる可能性が高いのです。

3.買い手側には、IT系上場企業の10%以上が存在

M&Aクラウドには、IT上場企業のうち、10%を超す会社が買い手側として登録しています。アクティブで資金力が豊富なこのような企業は、現在資金や事業承継で困っている企業のうち「世の中のためになる事業はないか」「事業提携できる先はないか」と考えています。

ほかにも、介護施設運営企業やBtoB向け飲料事業企業、不動産・建築業系企業など、多種多様な企業が売り手や提携先を探すために募集情報を掲載していますので、チェックしてみてください。

そもそも、M&A・事業承継マッチングサイトってどんなサービス?

M&A・事業承継マッチングサイトとは、会社や事業の一部を何らかの理由で手放したい売り手と、現在の事業拡大や新たな分野に進出したい買い手とを結びつけるためのものです

売り手は自分の人脈では見つからない買い手を探すことができますし、買い手は一から新事業を興さずに済むといったメリットがあります。

M&Aマッチングサイトの概要や、数あるM&Aマッチングサイトの比較については以下の記事をご覧ください。

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M&A・事業承継マッチングサイト

M&Aクラウドのサービス詳細と使い方

では、M&Aクラウドのサービスの内容、手数料について見ていきましょう。どのようなときにM&Aクラウドを利用すればよいのか、理解できることでしょう。

手数料無料(売り手側)
買い手との面談までの期間マッチング後1週間が目安
サービス内容・M&Aマッチング
・M&Aや資金調達に関する相談(無料)
・M&Aアドバイザーのサポート(有料)
備考・買い手/出資企業を自分で探せる
・自分で売却情報を登録できる
・買い手企業の情報はオープン
・会員登録制

M&Aクラウドは、基本的に「自分で情報登録」「自分で買い手を探す」サービススタイルです。オンライン上で情報公開/情報閲覧ができますので、手が空いた時間を利用してアピール文章をアップデートしたり、買い手候補となりそうな企業を探し情報をチェックしたりすることができます。

買い手候補企業の情報が事前にわかれば、「どんな会社なのか」「どんな点が強みなのか」「これからどんなことがしたいのか」を理解したうえでアプローチできますので、一から話を進めるよりも圧倒的なスピードでマッチングにまで進めるでしょう。

M&Aクラウドの使い方

では、実際にM&Aクラウドを使う方法についてご説明します。

  1. M&Aクラウドに会員登録する
  2. ログインして、買い手候補企業を探す
  3. 積極的にM&A・事業承継したいときは、自社情報を掲載する
  4. 関心ある買い手候補企業があれば、企業詳細情報から「直接売却・資金調達を打診する」をクリックしてアクセス
  5. 貴社情報を見てスカウト(オファー)を受けることもあり、そこから情報のやり取りを開始する
  6. 面談・交渉の結果、納得できたら契約、売買が成立

※自社名が買い手候補企業以外に知られるのが困るときは、特定につながる企業情報のアップは避けるのがおすすめです
※あなたから打診した買い手候補企業には、アクセスした段階で自社情報が渡ります
※スカウト機能を利用したくないときは、自社情報(売却・調達情報)を入力しないままにします


M&Aクラウドの利用方法は、大きく「買い手企業に直接打診する」「オファーを受ける」の2つです。

その前に、まずはM&Aクラウドに登録をしてログイン、企業情報を登録してください。ただ、他のM&Aクラウド利用会員に自社売却を知られたくないときは、売却・調達情報(貴社を特定できる情報)は入力せずにおきましょう。

M&Aクラウドのメリット

M&Aクラウドを利用するメリットは、幅広い業種の大手をはじめとした多くの企業に直接打診できる点、売却だけでなく出資企業を探せる点にあります

公式サイトによると、希望の買い手に出会える率は84%と高い確率です。また、自分のペースで情報登録をしたり、どこまで情報公開するかをコントロールできたりするところもメリットに挙げられるでしょう。

取引先の信用を維持したまま売却先を探すためには、時と場合により周囲に知られないように買い手を探す必要があります。M&Aクラウドは、「あなたから打診する」「情報をどこまで公開するかを決められる」点が有利に働きます。

M&Aクラウドのデメリット

M&Aクラウドのデメリットは、特にありません。

ただ、強いてデメリットを挙げるとするなら、「基本的にすべてあなたが行わなければならない」という点です。会員登録、企業情報登録、買い手候補(出資候補企業)への打診といった一連の流れは、ユーザーに任されています。

ですが、カンタンなことから専門的なことまでM&Aクラウドスタッフに相談できますので、少しでも不安があれば手助けを求めてください。

M&Aクラウドの運営会社概要

ここでは、M&Aクラウドを運営する会社の情報を見ていきましょう。

  • 会社名:株式会社M&Aクラウド
  • 代表者名:及川厚博
  • 資本金:3億1,373万円(資本準備金含)
  • 従業員規模:不明
  • 所在地:東京都新宿区新宿一丁目34-16清水ビル3階
  • 設立年月日:2015年12月

株式会社M&Aクラウドは、「M&Aクラウド(M&A・事業承継プラットフォーム)」を柱に、アドバイザリー事業(売り手へのサポート体制)にも力を入れています。アドバイザーは、自分自身で起業や事業売却の経験を持っていますので、親身に相談にのってくれます。

同社は、日本の産業構造において中小企業が圧倒的に多いこと、経営者が60歳以上の企業が多く、加えて後継者のいない会社が非常に増えていることを危惧しています。この問題を、M&Aという手法で解消し、日本の企業の持つ技術や伝統、産業を維持したいという思いで日々活動しています。

多くの投資家とのつながりもあり、M&Aだけでなく、資金調達の可能性も探ってくれるのが株式会社M&Aクラウドです

M&Aクラウドを利用している業種

M&Aクラウドの公式サイトで公開されている登録情報から、売却案件の業種をピックアップしてみます。

  • フリーランスマッチングサービス
  • 不動産・飲食店経営
  • 中古車販売・中古車オークション代行業
  • ゲストハウス物件
  • 無在庫アパレルD2Cブランド
    その他事例

M&Aクラウドで見つかる業種は、「事業(企業)であれば限定されていない」ことがわかります。

M&Aクラウドの口コミ・評判

ここでは、M&Aクラウドに関して、専門家や実際に使ってみた人の感想をご紹介します。M&Aクラウドにどんな感想を持っているのでしょう。

 

大学時代、友人の実家のトマト農家で体験した内容をきっかけに、現場の課題を見つけた。農業を取り巻く問題をどうにかできないかと、agri-board(株式会社はれると)を立ち上げたが、事業拡大のために四季調達の必要性を感じ、M&Aクラウドを発見。

M&Aクラウドのアドバイザーは、我が社の事業をきちんと調べ、面談を経たうえで打診先候補を挙げてくれたので、安心して任せられると感じた。

また、自分でも先方のデータやビジョンをサイトで読むことができたので、その点でもメリットがあった。
結果的に株式会社カオナビにつないでもらえ、何度か面談を重ねた結果、出資していただけた。

要約;https://macloud.jp/interviews/21


出資先を探すために積極的に閲覧している人、事業を維持・拡大するために手助けしてもらった企業、さまざまな利用の仕方をしています。大手企業が自社アピール・どんな分野に進出したいかを示す場としてM&Aクラウドを利用していることもわかります。

M&Aクラウドについて、おさらい

M&Aクラウドは、売り手は無料で利用でき、さらには必要に応じたサポートを得られる点でメリットがありました。

買い手・出資側も、M&Aクラウド公式サイトに自社アピール文を広告として掲載できますので、これまで知られなかった業界でも認知度を上げることができ、新たに進出していきたい分野も告知できます。売り手側・買い手側双方がM&Aクラウドを使ってアピールしあえる仕組みが、スピード感あるマッチングにつながっています。

事業売却を考えている、もしくは出資してくれるところはないかという状況にあるなら、M&Aクラウドに登録してみてはいかがでしょうか。

M&Aクラウドの公式サイト

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