「ランディングページの成約率(CVR)が良くない」
「広告費をあげずに売り上げをあげたい」
「LPOツールのおすすめはどれ?」
このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
LPOに取り組むことで、広告費を変えずに売り上げを大きく向上させる可能性があります。
このページでは、LPOツールで何が実現できるのか、選び方からおすすめLPOツールの比較といった内容をご紹介していきます。
LPOとは
LPOとは「ランディングページ最適化」のことで、Landing Page Optimizationの略になります。
ランディングページ最適化というと遠回しな表現ですが、成約率(CVR)を上げるための一連の施策のことを言います。
ランディングページの成約率が上がれば、広告費を変えずに効率よく売り上げを上げることができます。
LPOツールというのは、この施策を素早く・正確に・簡単に行うためのツールのことを言います。
LPOツールで実現できること
では、具体的にLPOツールでは何ができるのでしょうか。大きくは、以下の3つになります。
- ユーザーのコンテキストに合わせたクリエイティブ配信
- ランディングページ制作・編集機能
- ランディングページの分析
1.ユーザーのコンテキストに合わせたクリエイティブ配信
成約率を高めるためにはユーザーのコンテキスト(悩みなどの背景)に合わせた、解決策となる訴求(クリエイティブ)の配信がポイントです。
ユーザーの悩みとは逸れた訴求をしても成約しないのはいうまでもありません。ここの精度を高めていく必要があります。
LPOツールの中にはAIが自動でユーザーのコンテキストを分析し、クリエイティブを自動配信する機能が備わっているものがあります。
これにより成約率が劇的に向上するでしょう。
2.ランディングページ制作・編集機能
LPOツールにはランディングページ制作・編集機能がついているものがあります。
ランディングページの制作や編集には多くの工数・費用がかかります。
しかし、LPOツールでは担当者が管理画面を通して直感的に作成・編集ができますので、工数や費用の削減はもちろん、素早いPDCAを回すことができるようになります。
3.ランディングページの分析
LPOツールではレポートなどの分析機能もついています。
配信したLPの効果がどうなのか、原因の分析が素早く行えますので改善が容易です。
ツールによってはABテスト機能などもあり、より効率的なPDCAを行えます。
LPOツールの選び方
LPOツールを選ぶときには目的に応じたツール選定をしましょう。
LPOツールによって機能はさまざまです。
例えば、効果測定機能に特化していてLP自体は用意しなければならないツール、LP制作・編集に特化していて効果測定機能はシンプルでターゲティング機能は用意されていないツール、といった具合です。
それぞれ一長一短がありますので、後ほどご紹介する比較表を参考にしながら、御社にとって最適なLPOツールを選定してみてください。
代表的なLPOツール厳選4サービスを徹底比較!
以下に代表的なLPOツール4社の比較表を作成してみました。機能面・価格面から比較できますので検討材料にご利用ください。
サービス名 | 機能 | 価格 |
---|---|---|
充実した効果測定 LPOエビス | ・LPのランダム表示 ・効果のいいLPの配信割合を自動で上げる最適化機能 ・リスクを抑えるABテスト機能 ・LPを件数ではなく質で評価する機能 ・エリアターゲティング など | 要お問い合わせ |
LP制作・編集可能 CVX | ・LP制作機能 ・150種を超えるテンプレート ・HTML編集によるカスタマイズの自由度の高さ ・GoogleAnalytics連携 ・ABテスト機能 ・オリジナルテンプレート開発 など | 要お問い合わせ |
多機能 Gyro-n LPO | ・多様なターゲティング機能 ・ABテスト ・効果のいいLPの配信割合を自動で上げる機能 ・外部DMPデータ連携 ・クリエイティヴ編集 ・WEB接客オプション など | 初期費用;要お問い合わせ 月額費用;40,500円~ |
豊富な実績 DLPO | ・ABテスト ・多変量テスト ・充実したターゲティング機能 ・多数のツールとの連携 ・カスタマーサポートの充実 など | 要お問い合わせ |
1.LPOエビス
LPOエビスは、多機能効果測定ツールのアドエビスの機能の一つです。
ランディングページを制作・編集する機能はありませんが、効果測定面では豊富で優れた機能を持ちます。
例えば、あらかじめ広告の飛び先となるLPを複数登録しておいて、効果のいいLPの配信割合を自動で高めてくれる機能があるため広告費の無駄を防ぎます。
また、LPの効果を単なる件数で評価するのではなく、質(売り上げ)で評価することができますので、事業に本当に利益をもたらすLPを制作するのに役立ちます。
サービス名/ 会社名 | LPOエビス/ 株式会社ロックオン |
---|---|
URL | https://www.ebis.ne.jp/function/lpo.php |
機能 | ・LPのランダム表示 ・効果のいいLPの配信割合を自動で上げる最適化機能 ・リスクを抑えるABテスト機能 ・LPを件数ではなく質で評価する機能 ・エリアターゲティング など |
価格 | 要お問い合わせ |
2.CVX
CVXは、書籍を出版するなどランディングページ制作で有名なコンバージョンラボが提供するLPOツールです。
CVXの最大の特徴は何と言っても150種類を超えるデザインテンプレートの中から、管理画面上で誰でも直感的にLPを制作・編集することができる機能を搭載している点です。
ABテスト機能もありますので最適なクリエイティブへと高速でPDCAを回し改善していくことが可能です。
LP制作を外部に委託している場合、どうしても改善に時間がかかってしまいますが、LPの制作から修正まで完全内製化できますので制作コストを削減しながら効果のいいLPを制作することができます。
サービス名/ 会社名 | CVX/ 株式会社ポストスケイプ |
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URL | https://lpo.conversion-x.jp/lp02 |
機能 | ・LP制作機能 ・150種を超えるテンプレート ・HTML編集によるカスタマイズの自由度の高さ ・GoogleAnalytics連携 ・ABテスト機能 ・オリジナルテンプレート開発 など |
価格 | 要お問い合わせ |
3.Gyro-n LPO
Gyro-n LPOの特徴は、LPのファーストビューのクリエイティヴをルールだけ決めておくことで、自動で出し分けすることができます。
例えば、大阪からアクセスがあった場合には、「大阪」というワードを表示させる、といった具合です。
また、外部DMPデータとの連携により性別や職業・年収・趣味や関心といった多様なセグメントを切って配信することも可能です。
他にもABテスト機能や、効果のいいクリエイティヴの配信割合を自動で高める機能もありますので、広告の費用対効果を最大限に高めることができます。
サービス名/ 会社名 | Gyro-n LPO/ 株式会社ユニヴァ・ペイキャスト |
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URL | https://www.gyro-n.com/lpo/ |
機能 | ・多様なターゲティング機能 ・ABテスト ・効果のいいLPの配信割合を自動で上げる機能 ・外部DMPデータ連携 ・クリエイティヴ編集 ・WEB接客オプション など |
価格 | 初期費用;要お問い合わせ 月額費用;40,500円~ |
4.DLPO
DLPOは、2005年当時日本初のLPOツールとして提供開始して以来、700社を超える導入実績を持つKPOツールです。
DLPOの特徴は、充実したセグメント機能と独自のテストエンジンによるCVRの最大化です。
サービス名/ 会社名 | DLPO/ DLPO株式会社 |
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URL | https://dlpo.jp/ |
機能 | ・ABテスト ・多変量テスト ・充実したターゲティング機能 ・多数のツールとの連携 ・カスタマーサポートの充実 など |
価格 | 要お問い合わせ |
LPOツールのデメリット
LPOツールのデメリットを上げるとするならば、かなりニッチな業種のビジネスだったり、LPに流入するトラフィック量が不十分な場合には効果を発揮できません。
ニッチな業種の場合には検索キーワードなどのコンテキスト(悩みや目的など背景)も限られてしまいます。LPOツールのメリットのうちの一つがコンテキストごとにクリエイティブを自動配信する点にありますので効果を発揮できません。
LPに流入するトラフィック量が不十分な場合にも、LPOツール費用を回収できるだけの効果を見込めない場合があります。広告出稿などによりトラフィック量を増やすなどしましょう。
まとめ
LPOツールで実現できること、代表的なLPOツールを比較しながらご紹介してきました。
LPOツールを導入することで、御社の売り上げは向上するはずです。
ぜひ、気になるLPOツールがあればお問い合わせしてみてください。