会社のお金周り業務に携わっている方や、経営者にとって、次のような悩みはありませんか?
「資金繰りが厳しくなりそう」
「入金サイトの都合で一時的に苦しくなるかも」
そのようなとき、利用を検討したいのが「ファクタリングサービス」です。ファクタリングは、「最短即日で入金」といった点で魅力的です。
一方、ファクタリングは比較的新しいサービスですので、「怪しいかも」「後で問題が起きるのでは」といった点で利用をためらっている方もいるでしょう。今回は、ファクタリングについての基本的な情報やサービス会社比較、メリットやデメリット、利用するときに気を付けたいことについて広く説明します。
数分割いて最後まで読んでいただければ、ファクタリングを利用すべきかどうか、利用するときにはどのサービスを検討すればよいのかを理解できるでしょう。
「WEB完結のファクタリングのおすすめは?」
「即日振り込み対応しているところが良い」
このような場合「PayToday」がおすすめです。
AIファクタリングにより、安い手数料と即日審査・振り込みに対応しています。
ファクタリングおすすめ会社9選を比較
では、ここでファクタリング会社おすすめ9社の比較表を見てください。
※2021年4月現在。手数料については個別に変化し、目安。
ファクタリング会社 | 特徴 | 手数料 |
---|---|---|
Dual Life Partners株式会社![]() | ・AIファクタリングで即日振り込み可能 ・オンラインで完結 ・最低2%〜と低い手数料 | ・2〜9.5% |
株式会社ワイズコーポレーション![]() | ・最短即日 ・93%と高い顧客満足度 ・多くの業種に精通したスタッフに相談できる | ・2社間5%~ ・3社間3%~ |
株式会社ビートレーディング![]() | ・最短12時間 ・出張/対面/郵送対応 ・買取金額制限なし | ・2社間5%~ ・3社間2%~ |
株式会社アクセルファクター![]() | ・最短即日 ・事情に合わせた柔軟対応 ・数万円からも利用可能 | ・100万円まで10%~ ・500万円まで5%~ ・1,000万円まで2%~ |
ファクタリングのTRY![]() | ・最短即日 ・経験豊富な担当者が対応 ・個人事業主対応 | ・5%〜 |
ベストファクター![]() | ・最短即日 ・柔軟な審査で92.25%の通過率 ・ネット/電話/出張対応 | ・2~20% |
株式会社インターテック![]() | ・最短即日 ・土日祝日/24時間365日対応 ・2社間・3社間に対応 | 要お問い合わせ |
株式会社セレス![]() | ・フリーランスに特化 ・東証一部上場企業が運営 ・最短60分!スピード入金 | ・10% |
PayToday(ペイトゥデイ)
・オンラインで完結
・最低2%〜と低い手数料
手数料 | ・2〜9.5% |
---|---|
サービス名称 | PAYTODAY(ペイトゥデイ) |
株式会社ワイズコーポレーション
・93%と高い顧客満足度
・多くの業種に精通したスタッフに相談できる
手数料 | ・2社間5%~ ・3社間3%~ |
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サービス名称 | ファクターズ |
株式会社ビートレーディング
・出張/対面/郵送対応
・買取金額制限なし
手数料 | ・2社間5%~ ・3社間2%~ |
---|---|
サービス名称 | ビートレーディング |
株式会社アクセルファクター
・事情に合わせた柔軟対応
・数万円からも利用可能
手数料 | ・100万円まで10%~ ・500万円まで5%~ ・1,000万円まで2%~ |
---|---|
サービス名称 | アクセルファクター |
株式会社SKO
・経験豊富な担当者が対応
・個人事業主対応
手数料 | ・5%〜 |
---|---|
サービス名称 | ファクタリングのTRY |
ファクタリングのTRY公式サイト
取引先に知られず、最短即日入金
株式会社アレシア
・柔軟な審査で92.25%の通過率
・ネット/電話/出張対応
手数料 | ・2~20% |
---|---|
サービス名称 | ベストファクター |
株式会社インターテック
・土日祝日/24時間365日対応
・2社間・3社間に対応
手数料 | 要お問い合わせ |
---|---|
サービス名称 | えんナビ |
「WEB完結のファクタリングのおすすめは?」
「即日振り込み対応しているところが良い」
このような場合「PayToday」がおすすめです。
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ファクタリングサービスとは?
ファクタリングとは、金融サービスのうち、「売掛債権を利用して現金を得るもの」です。過去には「手形」が主流でしたが、支払いサイトが長かったり、収入印紙が必要だったりと、使いづらいものでした。
一方、ファクタリングは支払期日に縛られることなく、「早く現金を手にしたい」というニーズに応えてくれます。ファクタリングサービスが多くなっている理由は、2020年4月に改正された民法にあります。
「未発生の債権でも譲渡できる」と追記されたのです。
(将来債権の譲渡性)
第四百六十六条の六 債権の譲渡は、その意思表示の時に債権が現に発生していることを要しない。2 債権が譲渡された場合において、その意思表示の時に債権が現に発生していないときは、譲受人は、発生した債権を当然に取得する。
3 前項に規定する場合において、譲渡人が次条の規定による通知をし、又は債務者が同条の規定による承諾をした時(以下「対抗要件具備時」という。)までに譲渡制限の意思表示がされたときは、譲受人その他の第三者がそのことを知っていたものとみなして、第四百六十六条第三項(譲渡制限の意思表示がされた債権が預貯金債権の場合にあっては、前条第一項)の規定を適用する。
「民法│e-gov」
つまり、ファクタリング自体、何も不正ではありません。
ファクタリングには、「買取型」「保証型」の2種類がある
ファクタリングは、「買取型」「補償型」があります。
【買取型】
買取型は、売掛金をできるだけ早く現金化したいときのものです。
ファクタリング会社に売掛債権を売り、手数料を引かれた金額を受け取ります。担保を用意する必要はありませんが、取引先の信用力が審査されます。
【保証型】
保証型は、取引先の信用力に不安を覚えたとき、貸し倒れリスクを回避するために利用するものです。
現金を手にするわけではなく、取引先が倒産したりして売掛金回収が困難になったとき、保証会社から保証金を得る仕組みです。ファクタリング会社は取引先の信用力を調べ、保証の枠を決めます。
そして、その金額枠の中で保証を受けます。
買取型ファクタリングには「2社間」「3社間」の2種類がある
買取型のファクタリングは、「2社間」「3社間」に区分されます。「2社」「3社」とは何か、それぞれのファクタリングの方法を以下で説明します。
2社間ファクタリング
2社間ファクタリングは、「あなたの会社」と「ファクタリング業者」との間で手続きをします。そのことから、「2社間ファクタリング」と呼ばれます。
2社間ファクタリングは、次のような流れで進みます。
- 売掛債権をファクタリング会社に譲渡
- ファクタリング会社から売掛金相当額を受け取る
- 取引先から(通常通り)売掛金が支払われる
- 手に入った売掛金をファクタリング会社に支払う
この流れの通り、2社間で手続きをしますので「2社間ファクタリング」と呼ばれます。2社間ファクタリングは、取引先が関係しない分、「素早い現金化ができる」「取引先に経営状況を悟られる可能性が低い」という点がメリットです。
手続きのステップは、次の通りです。
- ファクタリング業者に申し込み
- 審査
- 審査にパスすれば契約
- 手数料を差し引いた金額の入金
- 取引先から入金された額を、契約時に定めた期日までに送金
3社間ファクタリング
3社間ファクタリングは、「あなたの会社」「取引先」「ファクタリング業者」の3社間で進めます。3社間ファクタリングは、次のように進めます。
- あなたの会社とファクタリング業者との間で契約
- 取引先にファクタリングの承諾を得る
- あなたの会社と取引先との間で、支払額の確認をする
- ファクタリング業者が取引先に「請求される金額」を確認する
- ファクタリング業者から売掛金相当額を受け取る
- 取引先がファクタリング業者に直接売掛金を送金する
3社間ファクタリングは、3社で打ち合わせ/契約/送金をしますので、「手数料が低め」「売掛金の回収の手間が省ける」というメリットがあります。3社間ファクタリングは、次のようなステップで進めます。
- 取引先に「ファクタリングを使いたい」と問い合わせ、理解してもらう
- ファクタリング業者に申し込み
- 審査
- 審査にパスすれば契約
- 手数料を差し引いた金額の入金
- 期日にファクタリング業者が売掛金を回収
ファクタリングサービスのメリット
では、ファクタリングを利用するメリットには何があるのでしょうか。大きく次の5つがファクタリング利用のメリットです。
- 最短即日で現金を手に入れられる
- 融資に比べると審査が比較的緩い
- 取引先の倒産に備えられる
- 取引先など第三者に知られる可能性が低い
- 信用情報に影響がない
以下で、それぞれの理由を紹介します。
最短即日で現金を手に入れられる
ファクタリング業者によっては、最短で即日売掛金を現金化できます。
中にはオンラインで手続きが完了するファクタリング業者もありますし、電話でのヒアリング後すぐに審査を進めてくれる業者もあります。何かしら突然の事態に遭遇し、「今すぐにでも現金調達しなければ」という場合、スピード重視のファクタリング業者を当たってみましょう。
融資に比べると審査が比較的緩い
ファクタリングは、金融機関による融資よりも審査が柔軟で、比較的緩いという特徴があります。ファクタリングの場合、売掛先(取引先)の信用を見ます。
一方、金融機関による融資は、貴社の財務状況を見ますので、「今すぐにでも現金が必要」という状況を良くは受け取らないでしょう。特に数期連続で赤字決算となっている、債務超過状況に陥っている場合、すんなりと融資は受けられません。
その点、ファクタリングなら、取引先の信用力さえ問題なければ柔軟に対応してもらえます。
取引先の倒産に備えられる
ファクタリングの方法の中でも、「3社間ファクタリング」を選べば、取引先が倒産しても債権回収に困ることはありません。3社間ファクタリングの場合、債権をファクタリング業者に譲渡しますので、取引先が倒産したとしても貴社が直接影響を受けることはないのです。
取引先など第三者に知られる可能性が低い
2社間ファクタリングでは、取引先に承諾を得る必要はありませんので、相手方に知られることはほとんどありません。
ただ、ファクタリング業者の方針で「債権譲渡登記」をしなければならないこともあります。債権譲渡登記は誰でも法務局で「概要記録事項証明書」として取得できますので、取引先が貴社の経営状況を知るために調べるかもしれません。
そのようなときは、取引先にファクタリングを利用した事実が知られることも考えられます。とはいえ、取引先の承諾を得なければならない「3社間ファクタリング」とは違い、取引先側が積極的に調査をしない限り、ファクタリング利用の事実は知られにくいものです。
信用情報に影響がない
できるだけ早く現金が欲しい、という状況でファクタリングを利用しても、信用情報には影響しません。
ファクタリングとは、取引先から受け取るはずのお金を先払いしてもらうためのサービスです。金融機関からの融資ではないので、信用情報機関にファクタリングを利用した事実は残りませんし、いわゆる「総量規制」の対象でもありません。
ファクタリングサービス会社の選び方
ファクタリング業者選びをするときは、きちんと選ばなければ後に大きな痛手を被ることも考えられます。
資金的緊急時ではありますが、次の2点をしっかり踏まえることで失敗を予防できます。どんな点に注意を払えばよいのか、ご説明します。
低い手数料の業者を選ぶ
資金ショートが目の前、といったとき、手数料が低いファクタリング業者を探す必要があります。いくら急いでいるからといっても、手数料が高ければ、手にできる現金が目減りしてしまうからです。
手数料のほかに、他の名目で費用が取られないかどうかもきちんと確認してください。
急いでいても複数業者にコンタクトを
緊急時であっても、複数の業者にコンタクトを取り、業者それぞれの特徴や利用するメリット・デメリットを確認してください。
確かに「今月の資金繰りが危機的」という状態は、心理的にも、会社の信用の面でもよいものではありません。ただ、ネットで目にしたファクタリング業者1社を狙っての契約は、後々不利益を生んでしまうことがあります。
悪徳業者がいないとも限りませんし、後で「もっといい条件で契約できたかも」という後悔をしてしまう可能性があります。いくら急いでいても、複数の業者にコンタクトを取れる「一括サービス」を利用してみることはとても大切です。
ファクタリング業者一括サービスは、基準をクリアした優良業者としか提携していません。焦る気持ちはわかりますが、まずは一括サービスを利用して申し込みましょう。
銀行系ファクタリングはどうか
銀行系ファクタリングとは、「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」「SMBC」といったメガバンクや、地銀などが提供するファクタリングのことです。
銀行が提供するサービスということで信用できると考える人も多いでしょう。また手数料が低いことや、海外企業との取引でも使える「国際ファクタリング」が使えることもメリットの一つです。
しかし以下のようなデメリットがあります。
- 2社間ファクタリングが使えない
- 銀行のため審査に時間がかかる
3社間ファクタリングのみの提供となっているため、ファクタリングを実施することが取引先に知られてしまいます。
また、審査に何日も要してしまうことがあるため、急ぎの資金調達には向いていません。
これらを天秤にかけて、検討するようにしましょう。
ファクタリングサービスの注意点
ファクタリングを利用する際、注意したい6つの点があります。
- 3社間ファクタリングの場合には取引先に知られる
- 2社間ファクタリングの場合、「債権譲渡登記」を条件としないところを選ぶ
- 審査に通るか否かは、取引先の信用度による
- 悪質なファクタリング業者に要注意
- 資金繰り悪化のきっかけになることもある
- 償還請求権設定の有無を確認する
この6つの注意点について、それぞれ解説します。
3社間ファクタリングの場合には取引先に知られる
上でも触れた通り、3社間ファクタリングでは、取引先の承諾を得なければならず、結果的に資金繰りの悪化を勘繰られてしまうことがあります。
突発的な事態、単発のアクシデントに対するファクタリング利用であっても、取引先に知られることは、今後の取引において不安事項として残ってしまう可能性があります。その場合、可能なら2社間ファクタリングの利用を検討しましょう。
2社間ファクタリングの場合、「債権譲渡登記」を条件としないところを選ぶ
2社間ファクタリングを利用する場合、「債権譲渡登記」を必須としない業者を選んでください。
債権譲渡登記とは、ファクタリング業者が公的に「この債権は自社が所有するもの」として、法務局に届け出をすることです。ファクタリングに必須の債権を、ファクタリング利用者が二重・三重に譲渡しないよう必要なことです。
ただ、この債権譲渡登記を行えば、その分時間や費用がかかりますし、場合によっては取引先にファクタリング利用が知られてしまうかもしれません。債権譲渡登記に関して、柔軟に対応してくれるファクタリング業者を選ぶのも大切です。
審査に通るか否かは、取引先の信用度による
ファクタリング利用には審査があり、重視されるのは取引先の信用度です。「自社の信用は大丈夫だから」と安心していられないのは、少し不安な点でしょう。
ただ、ファクタリング業者の審査は金融機関よりも緩いとされていますし、スピード感があるのはプラス材料です。金融機関から借り入れするのに抵抗感がある場合は、まずファクタリング業者の審査を受けてみるのは悪くない選択でしょう。
悪質なファクタリング業者に要注意
ファクタリング業者の中には、悪質なところがあるのも事実です。高額な保証料を求めたり、早い審査をするために割増金を上乗せしたりと、何かと理由を付けて手数料を上げようとするのが手口です。
ひどい場合、「分割支払いに応じます」としてどんどん手数料を上げようとする業者もいます。このことは国も認識していて、金融庁も注意を促しています。
企業が、売掛債権等を譲渡して資金を調達するファクタリングにおいて、高額な手数料を支払う契約を締結した場合、かえって資金繰りが悪化し、多重債務に陥る危険性がありますので、十分注意してください。
資金繰り悪化のきっかけとなることもある
ファクタリングのモトとなる売掛債権は、本来「将来受け取るためのもの」です。その債権を使い、手数料を支払ってまで先取りするのがファクタリングともいえます。
このことから、ファクタリングを利用するタイミングや使い方によっては、さらに資金繰りが悪くなってしまう可能性を否定することはできません。場合によっては、金融機関に相談をし、事業者支援向けの融資を受ける方が良い場合もあります。
償還請求権設定の有無を確認する
上でも少し触れた通り、ファクタリング業者によっては「償還請求権設定」が必須です。賠償請求権設定ありの契約は、一般的に手数料が安く設定されますが、何かしらの理由で支払えない事態に追い込まれたときは、貴社の信用情報に傷がついてしまいます。
賠償請求権設定をしない契約なら、信用情報への影響はありませんが、手数料が高くなり、ファクタリングにより手にできる金額が減るという面があります。目の前の金額だけでなく、ファクタリング利用後のことも考えておくことが重要です。
ファクタリングサービス提供会社の比較まとめ
ファクタリングとはどのようなものなのか、また利用する際に気を付けたいことや、比較検討してもらいたい9社をご説明しました。
どのような企業にも起こり得る「資金ショートの危機」を助けてくれるファクタリングサービスは、業者選びがとても大切です。
気になるファクタリング会社のうち、2〜3社に相談するといいでしょう。
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