- EXPLANNER/Sってどんな製品?
- EXPLANNER/Sはどんな業種や企業規模に合うの?
人事給与を管理するシステムやツールを探しているあなたにとって、このような疑問はありませんか?
この記事では、EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)についてご紹介します。
ぜひ最後までお読みになって、「人事や給与計算システム選びで膨大な時間を取られてしまった」という失敗を防いでください。
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- 1 EXPLANNER/S (エクスプランナー・エス)とは?その特徴3つ
- 2 そもそも、給与計算システムってどんなサービス?
- 3 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の料金プラン
- 4 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の使い方
- 5 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)のメリット
- 6 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)のデメリット
- 7 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の運営会社概要
- 8 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)を導入している企業実績
- 9 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の評判
- 10 EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)について、おさらい
EXPLANNER/S (エクスプランナー・エス)とは?その特徴3つ
では、はじめにEXPLANNER/Sの特徴についてご説明しましょう。
特徴について理解していなければ、他の人事給与システムと比較できませんね。
1.NECのほかのシステムとの連携でより時短に
EXPLANNER/Sは、同社の勤怠管理システム「勤革時」と連携させることで自動的に給与計算が可能です。
他に、RPA(ソフトウェアロボット)や「EXPLANNER/Z(ERP=統合基幹業務システム)」と連携させれば、人事給与だけでなく、仕入れ原価や生産、販売・債権・債務をまとめた「会計関連すべて」をカバーできます。
企業規模が大きい、または生産を伴う業種の場合、EXPLANNER/SとEXPLANNER/Zを組み合わせることでより幅広いバックオフィス業務に対応でき、部署ごとに情報が分断されていた問題を解消できるでしょう。
2.「即戦力」となる人材を活かした組織の実現
EXPLANNER/Sでは、徹底した人事管理ができます。
EXPLANNER/Sには、独自のハイパーグリッドという機能があり、格納されているデータから人事情報・給与情報の確認や分析が可能です。
人事情報は、一般的な給与計算に必要な個人的情報だけでなく、保有資格や賞罰情報も入力が可能ですので、「だれを・どこが求めているか」に応じて検索できます。
この機能が、即戦力人材の発掘や、チーム編成に役立ってくれます。
新しくプロジェクトを立ち上げる、大幅な人事異動が必要と判断したときなど、人材一人ひとりの特性を調べなおしたいときに生じる膨大な手間を削減してくれることでしょう。
3.セキュリティ面での安全性
EXPLANNER/Sは、暗号化のほか各種の仕組みで安全性が高いのが特徴です。
さらに、情報の入力/修正に関しても、だれが何を、どう操作したのかの履歴も取っておいてくれます。
EXPLANNER/Sのような給与計算の情報だけでなく、連携させる勤怠管理ソフトやEXPLANNER/Zでは、より多くの情報を取り扱いますし、ひとつの情報を書き換えるだけですべてに影響が及びます。
情報の取り扱いをいつ誤ったのかがわかれば、修正作業も格段とラクになるはずです。
「どこでどう間違ったのか、何が原因で情報の整合性が崩れたのかわからない」といった問題で悩んでいた企業にとって、情報修正履歴の蓄積はトラブル回避に役立ってくれます。
そもそも、給与計算システムってどんなサービス?
ここで再度、給与計算システムについて確認しておきましょう。
給与計算システムとは、勤怠情報や社内の給与規定から自動/半自動的に社員一人ひとりの給与を計算してくれるものです。
社員数が多い、給与計算に関連する規則(規定)が多岐にわたる、働き方のパターンが多い企業にとって、給与計算システムは大いに役立ってくれます。
給与計算システムについて詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
会社の経理業務を担当しているあなたは以下のような課題を感じていませんか?「経理の業務量が膨大で、なんとか効率化できないかな」「給与計算システムの選定で失敗したくない」経理の業務量は月末や年末に膨大になる傾向にあり、ピ[…]
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の料金プラン
ここで気になるのが、EXPLANNER/Sの料金プランではないでしょうか。
公式サイトではEXPLANNER/Sの料金についての詳細は公開されていませんが、目安を知ることはできます。
【EXPLANNER/S/20万円~】
機能:人材データベース / 給与計算(個人情報・各種手当・控除情報・各種保険) / 賞与計算 / 年末調整計算 / 賞与計算 / 産休育休改定業務 / 給与明細発行 / e-Gov電子申請システム対応
EXPLANNER/Sだけでもこれだけのことができます。
他のオンプレミスシステムや、EXPLANNERシリーズと組み合わせれば、御社の望むことのほとんどが可能です。
ですが、EXPLANNER/Sに加え、EXPLANNERシリーズのどれを選び、組み合わせるかで費用は大きく変化します。
「どんな課題を克服したいか」「システム導入でどんな状態を目指したいか」をはっきりさせたうえで、きちんとプランを練る必要があるでしょう。
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の使い方
EXPLANNER/Sの具体的な使い方をご説明したいところですが、残念ながらできません。
それは、EXPLANNER/Sは提供企業「NEC」のサポートを受けながら使い方を決めていくタイプのシステムだからです。
また、オンプレミスの有無、他にどんなシステムと組み合わせたいかによって使い方も変わってくるでしょう。
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)のメリット
EXPLANNER/Sのメリットは、端的に言うなら「自社に最も適した使い方に対応したシステムを作り上げてもらえる」ということです。
単に人事や給与計算だけでなく、あなたのビジネスにまつわるバックオフィス業務を効率化するEXPLANNER/Zとも組み合わせができますので、活用方法がとても広いのがEXPLANNER/Sのメリットです。
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)のデメリット
EXPLANNER/Sのデメリットは、「導入予算が明確でないこと」「パッケージ型であるために、カスタマイズ費用が発生してしまうかもしれないこと」があります。
また、管理したいことが人事+給与計算だけでない場合、EXPLANNER/Zなども導入、連携する必要がありますので、小規模な企業では負担が大きくなってしまうでしょう。
「費用がかかってもいい、自社独自のシステムを組みたい」という企業以外は、避けた方が無難かもしれません。
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の運営会社概要
EXPLANNER/Sを提供している企業について知っておくと、よりよい判断ができるでしょう。
- 会社名:日本電気株式会社
- 代表者名:新野隆
- 資本金:3,972億円
- 従業員規模:20,252人
- 所在地:東京都港区芝五丁目7番1号
- 設立年月日:1899年7月17日
日本電気株式会社(NEC)はみなさんご存じの通り、各種システムを多く取り扱っている企業です。
特にEXPLANNER/Z(基幹業務パッケージ)の前身であるEXPLANNER/Aiは日本の商慣習に沿っていることもあり、累計で4万本導入され、40年もの間多くの企業で使われてきました。
システム関係のことがわからなくても、パソコンやルーターを見たり使ったりしている方も多いでしょう。
また、住宅関係ならばHEMSや蓄電池も手掛けていますので、意外に身近な会社なのです。
そもそも企業向けのパッケージ型サービス+カスタマイズが得意でしたが、近年はSaaSにも力を入れていますので、EXPLANNER/Sでなくても御社のビジネスのニーズに近いものが見つかるかもしれません。
特にEXPLANNERシリーズはいくつかの業種に特化したものもあり、様々な企業で利用されています。
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)を導入している企業実績
あなたが次に知りたいのは、「EXPLANNER/Sはどんな企業が導入しているのだろう?」という点ではありませんか?
ですが、残念ながらEXPLANNER/Sを導入している企業事例は、公式サイトで公開されてはいません。
とはいえ、上でもご紹介した通りEXPLANNERシリーズは多く、業界に特化したパッケージもあります。
様々な業種で役に立っていることは間違いないでしょう。
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)の評判
EXPLANNER/Sに関する評判をご紹介したいと考えましたが、EXPLANNERシリーズが多く、組み合わせで導入されていることが多いためか、探し出すことができませんでした。
ですが、言い換えれば「EXPLANNER/S単体での利用が少ない」「事業内容やバックオフィス業務ルーティーンに適した他サービスとの連携・運用に満足している」というだけなのかもしれません。
そもそもEXPLANNER/SはSaaSではなくパッケージ型販売ですので、ユーザーも自社活用で不便を感じることがないのでしょう。
EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)について、おさらい
EXPLANNER/Sは、単体で使うこともできますが、基幹システムであるEXPLANNER/Zと組み合わせることでより多くのことができるようになりますので、「EXPLANNERシリーズのひとつ」と認識するとよいでしょう。
ですが、EXPLANNER/Sだけで使えないわけではありません。
EXPLANNER/Sを導入するには、既に導入している他社の勤怠システムや、オンプレミスとの組み合わせが適切か、組み合わせることでどんな課題が解決できるのかを知らなければなりません。
そもそも、EXPLANNER/Sはパッケージ版であることを理解すれば、上の問題もさほど大きなものではないでしょう。
まずは資料請求をして、営業担当者に「どんな課題を解決したいのか」を相談してみることをおすすめします。