BASE(ベイス)

BASE(ベイス)にデメリットはない?特徴と口コミ評判、利用料金を解説

通販サイトの構築をしようと、ECサイトの作り方について調べ、次のようなことで迷ってはいませんか?

  • ネットショップ作成サービスにはどんなものがある?
  • 自分にあうショッピングカートASPはどれ?

ネットショップをできるだけ早く、カンタンに作りたいときには、BASEが合っている可能性があります。

この記事では、

  • BASE(ベイス)の概要
  • BASE(ベイス)のデメリット
  • 利用料金・手数料や機能、メリット、導入事例

などについて解説しています。

ネットショップ作成ツールにはいくつもの種類がありますが、システム選びでの失敗を防ぐために、BASEに関する情報も知っておいて欲しいものです。

数分割いて最後まで読んでいただければ、BASEの概要がわかります。

BASEの公式サイトへ

BASE(ベイス)とは?その特徴3つ

ネットショップ作成サービスはどんどん増えていますが、他のサービスと比較するためBASEの大きな特徴を知ってください。ここではBASEの3つの特徴をご紹介します。

1.カンタンに開設、ショッピングアプリ「BASE」を通じて集客しやすい

BASEは「テンプレート(テーマ)を選ぶ」「パーツを組み合わせる」「カテゴリ・商品情報・配送方法を記載する」といったカンタンな作業でショップ開設できます。必要に応じて、自分でHTML編集しデザインに手を加えてみる、デザイナーが手掛けたテーマを購入するという方法で、さらに魅力的なデザインにすることも可能です。

また、BASEに掲載した商品は、ショッピングアプリ「BASE」に自動表示されます。初めてネットショップ構築をするときに一番悩むのが集客ですが、BASEならその問題を軽くしてくれるでしょう。

フォロワーがつき、増えれば、その人たちにあなたが登録した商品が目に付きやすくなります。新商品登録したときに、アプリがフォロワーにプッシュ通知もしてくれますので、積極的な集客につながります。

また、BASEには「BASE Mag.」というブログ機能がありますし、Instagramとの連携機能もありますので、これを利用して関心を持つ人・ファンを増やし、商品ページへ誘導することも可能です。

2.多くの決済方法に対応、基本的にショップ立ち上げ時から利用可能

BASEでは、「BASEかんたん決済」というシステムが用意されていて、ショップ立ち上げの日から利用できます。決済に関して、それぞれの会社に審査をしてもらわなければならないことも多い中、BASEなら多くの決済方法を網羅したBASEかんたん決済ですぐに利用が可能です。

購入者がBASEで利用できる決済方法は、クレジット払い/キャリア決済/銀行振込/PayPal/コンビニ支払い/Pay-easy/後払い/Amazon Payですので、「買いたいけれど希望の支払い方法がなく買いにくい」という問題を回避できます。

これら決済方法をまとめて一度に利用できるようになる点で、BASEはとても便利です。
※JCB・アメリカンエキスプレスに関しては、申請から最短で翌営業日からの利用

3.売上向上に役立つ「BASE U」で、各種ノウハウを得られる

BASEでは、「BASE U」というページが準備されていて、サポートの面でも不安はありません。ネットショップの作り方から魅力的な写真撮影の方法、SEO対策といった「売上向上」までを網羅していて、売れないなどの困り事は「BASE U」を読めばほとんどのことがわかります

特にネットショップ開設や運用は初めて、という方にとって、自分で学べる環境が整っているのはとても大きなメリットです。自分のペースで商品をアップしながら、少しずつ売上向上のためのコツを身に着けたいという場合に役立ってくれます。

そもそも、ショッピングカートASPってどんなサービス?

ショッピングカートASPとは、わざわざ専用のサーバーやシステムの準備をせずにECサイトを作れるものです。できるだけ早くネットショップを開設したい、時間や費用を多くは準備できない、というときに便利です。

単に「商品を選ぶ」「決済をする」というだけでなく、顧客に対するアプローチ(メールマガジン/SNS対応)、在庫管理、顧客情報の管理といった機能を持っています。

ASP型ショッピングカート比較や、ショッピングカートごとの特徴については以下もご覧ください。

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ショッピングカートASP

BASE(ベイス)の利用料金・手数料について

BASEは、基本的に無料です。別途求められる費用は、決済にかかる手数料・振込手数料・サービス利用料、もしくはオプションを利用するときだけです

  • 決済手数料は、1売上げに対し売上代金の3.6%+40円で計算
  • サービス利用料として、売上に対して3%
  • ショップオーナーへの事務手数料は、2万円未満500円、2万円以上無料、振込手数料は一律250円
  • 通常10営業日での振込のところ、「お急ぎ振込(最短翌営業日)」利用の場合、別途料金が必要(振込申請額の1.5%)

【機能】

ロゴ作成/HTML編集/SEO設定/ブログ/Instagram広告・販売/noteストア/クーポン発行/メールマガジン/レビュー/セール価格設定/Google Analytics設定/Yahoo!コンバージョンタグの設定/Googleコンバージョンタグの設定/広告の効果測定/顧客管理とメッセージ管理/商品コート登録/納品書・送り状・注文データ・売上データそれぞれのダウンロード/CSV一括発送・かんたん発送(ヤマト運輸との連携)/売上管理 by freee/売上管理 by マネーフォワード/独自ドメイン設定/限られた顧客専用のシークレットEC/販売期間の設定/定期便設定/予約販売/抽選での販売/文字入れなどのオプション設定/カテゴリ管理/送料詳細設定 など

【オプション】

BASEロゴの非表示:500円/不正決済保証:980円~

BASE(ベイス)の使い方

ここでは、BASEを利用し始めるまでのステップについてご説明します。BASEを使ってネットショップ開設するまでには、最低限、次の手順での作業が必要です。

  1. 公式サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワード、使いたいショップURLを登録
  2. アカウントが作成できたら、BASEからメールが届く
  3. メール内URLをクリック、認証する
  4. 公式サイトトップからログイン
  5. 運営に必要な情報を設定(特定商取引法に関する表記)
  6. 決済方法を選択
  7. 商品画像や説明文を登録
  8. ショップデザインを決める
  9. 見え方を確認したうえで公開
  10. 運用しながら必要な拡張機能を取り入れ、販売するための工夫を凝らす

※運用開始までのこと・運用後のことは「BASE U」を参考に
※凝ったデザインにしたい場合は有料の「BASE デザインマーケット」でテンプレートを購入(買い切り)、もしくは基本のデザインをHTML編集する(HTML編集機能をインストール)


ネットショップ(ECサイト)を公開できる状態にするまでは、様々な手続きが必要です。BASEだけでなく、他のサービスでもネットショップの作り方の基本は、「各種情報の登録」が多くを占めます

ただ、できるだけ気軽に、少しずつやネットショップ運営に慣れていきたい、といったときはBASEを選択肢に入れてみてください。使いたい機能を少しずつプラスしながら、あなたなりの運用方法を見つけていくことが可能です。

BASE(ベイス)のメリット

BASEのメリットは、月額無料ということ、手数料は決済にかかるもの・販売できたときのサービス利用料・収益分を振り込んでもらうときの手数料+振込手数料だけで済むことです

また、上でも触れた通り、BASEで立ち上げたネットショップをまとめて閲覧できるスマホアプリ「BASE」があり、多くのユーザーにアピールできる可能性が高いところも魅力的です。

月額無料で売れた分だけ従量課金で費用がかかるタイプですのでノーリスクで運営できる点と、集客機能が備わっている点は心強いと言えるでしょう。

BASE(ベイス)のデメリット

BASEを利用するデメリットは、商品が売れるたびに手数料がかかることです。

「売上額の3.6%+40円」が基本ルールですので、1,000円の商品が売れた場合は1つあたり36円+40円で76円という計算です。これが50個となれば3,800円となり、さらにサービス利用料金としてこれに3%が上乗せされます。

個人として小さな売買をしたいのならいいでしょうが、そもそも事業規模が大きい、これから拡大していく目標があるのなら、BASEではなく、月額利用料金固定制のショッピングカートASPを選ぶ方が利益率を落とさず有利です

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BASE(ベイス)の運営会社概要

ここでは、BASEの運営会社の情報について見ていきましょう。

  • 会社名:BASE株式会社
  • 代表者名:鶴岡裕太
  • 資本金:33億6,443万円
  • 従業員規模:不明
  • 所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号住友不動産六本木グランドタワー 37F
  • 設立年月日:2012年12月

BASE株式会社の掲げる行動指針は、「楽観的であること・素早く動くこと・率直に伝えること」です。それを体現するため、2015年にBASE(ネットショップ構築サービス)をリリースしてのち、同年中にショッピングアプリのBASEもリリースしました。

BASEを発表するきっかけとなったのは、代表の鶴岡氏の実母が「ネットショップを始めたいけど、どのサービスもわかりづらい」と言ったからだったとのこと。ネットショップを構築しやすいこと、決済機能を誰もが利用できるようになること、そこに着目し、BASEが生まれました。

2018年には、「BASE BANK株式会社」を設立、「YELL BANK」というサービス名で、先に資金調達し、商品が販売できたときに返済をする仕組みも作り上げました。

BASE(ベイス)の導入事例

ネットショップの構築の入り口としてハードルの低いBASEですが、実際にどのような導入事例があるのでしょう。

  • 株式会社会津美里振興公社(会津産コシヒカリ販売)
  • 株式会社Asante(インテリア/生花販売)
  • 有限会社河野印刷所(紙製台紙・パッケージ製造販売)
  • 株式会社ホワイトリンク(天然石アクセサリー/パーツ販売)
  • 西海開発株式会社(食品販売)
    その他導入事例:https://thebase.in/category

BASE導入事例には、個人事業主が多く見られます。中には法人もありますが、一般の店舗ではなかなか見つからない特別な商品を取り扱っていて、「こんなものが欲しかった」と思わせるショップが多いのが特徴です。

定期販売機能をうまく利用しているショップもあり、固定客をつかむ意味でもBASEとマッチするビジネスが展開されていることが理解できます。

BASE(ベイス)の口コミ評判

ここでは、BASEでネットショップを作った人の声をTwitterからピックアップしてみましたので参考にしてみてください。

このようにBASEでは「簡単にネットショップ構築できる」「お試しでとりあえずという場合に向いている」という意見がある一方、手数料の高さやある程度の事業規模を見越している場合には向いていないという意見があります。

BASE(ベイス)について、おさらい

BASEは、ネットショップを作る仕組みのうち、最も安価で気軽に始めやすいものに分類されるサービスです。2021年3月現在、140万ものショップがこのBASEで作られています。

テーマを選んでカスタマイズし、商品を登録すれば使い始められるハードルの低さ、そして、売れた分だけの手数料で済むという点が評価されています。月額無料ですが、ネットショップ運営に欠かせない機能は豊富で、顧客とのコミュニケーション方法も多く、ヤマト運輸の送り状をコンビニや営業所端末で発行、そのまま発送することまで可能です。

月額利用料金は無料ですので、テストを兼ねてIDをひとつ取得して、まずは運用を始めてみるのはいかがでしょうか。

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