「自社の規模にあったいい勤怠管理システムが知りたい」
「勤怠管理システムってどれくらいあるの?」
あなたは、このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか?
勤怠管理システムには70近くもあり、これらの中から自社にあった適切なサービスを選ぶことは困難です。
そこで、このページでは数多くある勤怠管理システムの中から、特におすすめの8社を厳選してご紹介します。
さらには、機能面や価格面の詳細な比較表をご用意していますので、御社にとっての最適な勤怠管理システムを選ぶのに役立つでしょう。
勤怠管理システムのメリット
勤怠管理システム(就業管理システム)とは、従業員の出勤・退勤や勤務時間、残業時間を管理するシステムのことです。
この、勤怠管理システムのメリットには大きく以下の6つがあります。
- 業務効率向上による、集計工数の削減・ミスの防止
- 不正打刻の防止
- コスト削減
- 適切な労働時間の管理
- 給与計算ソフトなど親和性の高いツールとの連携
- 最新の法規制への対応
勤怠管理システムの多くは、1人あたり数百円程度から導入できますが、そのコストを十分に回収できるだけのメリットはあると言えます。
勤怠管理システムおすすめ8社を徹底比較!
数多くある勤怠システムの中から、特におすすめを8つに絞ってご紹介します。
機能や価格で比較できるようにしていますので、御社に適切なサービス選びに役立ててください。
サービス名 | 従業員規模 | 価格 |
---|---|---|
ジョブカン | 全ての従業員規模に対応 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて端末代,設定代行費用 月額費用:200円/1人~500円/1人 (機能の組み合わせより異なる) 最低利用料金:2,000円 |
AKASHI | 全ての従業員規模に対応 | 無料トライアル:30日間 初期費用:設定代行費用として50,000円〜 月額費用:200円/1人~400円/1人 (機能の数より異なる) 最低利用料金:10人分 |
KING OF TIME | 全ての従業員規模に対応 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて打刻機器代 月額費用:300円/1人 最低利用料金:なし |
jinjer | 全ての従業員規模に対応 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて打刻機器代 月額費用:300円/1人 最低利用料金:なし |
人事労務freee | 全ての従業員規模に対応 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて打刻機器代 月額費用:1,980円(3名の場合)〜 最低利用料金:1,980円 |
マネーフォワードクラウド勤怠 | 全ての従業員規模に対応 | 月額5,980円 ※ビジネスプランの場合 |
バイバイタイムカード | 1,000人以上 | 要お問い合わせ |
KINPIRA CLOUD | 全ての従業員規模に対応 | 月額100円(スタッフ1名あたり) ※スタッフ30名以内の場合無料 ※登録人数制限なし |
1.ジョブカン
ジョブカンは、30,000社以上に導入されている勤怠管理システムです。
運用後も電話やメール、チャットにてサポートが受けられます。
なお、ジョブカンの主な機能として「出勤管理」「シフト管理」「休暇・申請管理」「工数管理」に分かれますが、機能を自由に組み合わせて使用することが可能で、機能数により一人当たりの料金が異なります。(工数管理のみ単独使用不可)
病院などの変則的なシフトにも対応するなど勤務形態を問わず導入可能で、LINEやslackといったチャットツールでの打刻にも対応しています。
よって、IT/WEB系スタートアップから病院に至るまで、幅広い企業にお勧めの勤怠管理システムです。
サービス名/ 会社名 | ジョブカン/ 株式会社Donuts |
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価格 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて端末代,設定代行費用 月額費用:200円/1人~500円/1人 (機能の組み合わせより異なる) 最低利用料金:2,000円 |
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2.AKASHI
AKASHIは、ソニーグループの企業が提供する勤怠管理システムです。
居酒屋や小売店などの店舗から、ベンチャー企業、一般企業に至るまで幅広く導入されています。
また、9:00~18:00(土・日曜・祝日を除く)の間であればスピーディに疑問を解決できるチャットサポートがありますから、導入後に疑問点が出てきても安心です。
ソニーグループならではの安心感を求める企業にお勧めの勤怠管理システムです。
サービス名/ 会社名 | AKASHI/ ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 |
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価格 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて設定代行費用として50,000円〜 月額費用:200円/1人~400円/1人 (機能の数より異なる) 最低利用料金:10人分 |
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3.KING OF TIME
KING OF TIMEは、最低利用料金はなく1人あたり300円と、他の勤怠管理システムと比較してシンプルな料金体系で利用可能です。
しかし、機能としては他の勤怠管理システムの上位プランに匹敵するのでお得感があります。
打刻方法も、パソコンやスマホ、ICカード、指紋認証、顔認証と豊富ですので導入先を選びません。
最低利用料金もありませんので、小規模のベンチャー企業や飲食店等の店舗にお勧めの勤怠管理システムです。
サービス名/ 会社名 | KING OF TIME/ 株式会社ヒューマンテクノロジーズ |
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価格 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて打刻機器代 月額費用:300円/1人 最低利用料金:なし |
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4.jinjer
jinjerは、勤怠管理以外にも、採用管理や給与管理、経費管理、労務管理、マイナンバー管理など人事業務の全てを行えるプラットフォームです。
勤怠管理システムだけであれば1人あたり300円で豊富な機能を利用できます。
また、希望であればjinjerの3つのサービスが利用できる「HR STANDARD(600円/1人)」、5つのサービスが利用できる「HR Premium(1,000円/1人)」もあります。
ワンストップで人事に関わるあらゆるサービスをまとめたいと考えている企業にお勧めの勤怠管理システムです。
サービス名/ 会社名 | jinjer/ 株式会社ネオキャリア |
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価格 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて打刻機器代 月額費用:300円/1人 最低利用料金:なし |
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5.人事労務freee
人事労務freeeは、勤怠管理システム以外にも勤怠データから自動で給与計算し、給与明細の作成。また、入社や退社手続き、社会保険の加入、マイナンバー管理といった労務管理。年末調整の計算までをワンストップで可能にするシステムです。
勤怠管理システムとしての機能はかなりシンプルですので病院や飲食店などの変則的なシフトを組む必要がある企業や、打刻方法にこだわりがある場合は向きません。しかし、先にご紹介した「KING OF TIME」との連携が可能です。
打刻方法にこだわりがなく、勤務形態も一般的な企業で、給与計算や労務管理までワンストップで行えるツールをお探しの企業にお勧めです。
サービス名/ 会社名 | 人事労務freee/ freee株式会社 |
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価格 | 無料トライアル:30日間 初期費用:必要に応じて打刻機器代 月額費用:1,980円(3名の場合)〜 最低利用料金:1,980円 |
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6.マネーフォワードクラウド勤怠
マネーフォワードクラウド勤怠は、同社が提供するシリーズ「マネーフォワードクラウド会計」「マネーフォワードクラウド経費」「マネーフォワードクラウド社会保険」「マネーフォワードクラウドナンバー(マイナンバー管理)」が料金内でセットになっています。
そのため、この機会に会計ソフトや経費精算システムなどの見直しを検討している企業におすすめです。
勤怠管理システムとしては、多様な雇用形態・ルール・打刻方法に対応しているため、導入する企業を選ばない点が特徴的です。
サービス名/ 会社名 | マネーフォワードクラウド勤怠/ 株式会社マネーフォワード |
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価格 | 月額5,980円 ※ビジネスプランの場合 |
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7.バイバイタイムカード
バイバイタイムカードは、クラウドサービスでありながらも専任スタッフがついてカスタマイズができる勤怠管理システムです。
複雑な就業規則や多様な働き方をする従業員を抱える企業は、多くのクラウド型勤怠管理システムでは使いにくいことがあります。
しかし、バイバイタイムカードでは柔軟に企業にとって使いやすいシステムを一緒に考えてくれます。
サービス名/ 会社名 | バイバイタイムカード/ 株式会社ネオレックス |
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価格 | 要お問い合わせ |
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8.KINPIRA CLOUD
KINPIRA CLOUD(キンピラクラウド)は、ご紹介してきたシステムのなかでも圧倒的低価格で利用可能な勤怠管理システムです。
スタッフ数30名以内であればすべての機能が無料、31名以上の場合には1名あたり月額100円かかるというシンプルな設定。
管理者向け機能も充実していますので、おすすめの勤怠管理システムのひとつです。
サービス名/ 会社名 | KINPIRA CLOUD(キンピラクラウド)/ SCAVE(スカベ) |
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価格 | 月額100円(スタッフ1名あたり) ※スタッフ30名以内の場合無料 ※登録人数制限なし |
勤怠管理システムの選び方
勤怠管理システムを選ぶ際には以下の4つのポイントを基準にしてください。
- 自社の勤務形態や雇用形態に合っているか
- 親和性の高い他システムとの連携
- クラウド型かオンプレミス型か
- 無料トライアルの有無
1.自社の勤務形態や雇用形態に合っているか
自社の勤務形態や雇用形態に合う勤怠管理システムを選ぶようにしましょう。
例えば、病院や飲食店を中心に日勤や夜勤の従業員が混在する場合にも使えるかどうか、正社員だけでなくアルバイト従業員がいる場合にも対応しているか、この辺りをみて選ぶようにしてください。
このページでご紹介している勤怠管理システムの中には、従業員ごとに労働条件を細かく設定できるものや、病院や飲食店、ベンチャー企業問わず導入されているものがありますので安心して選ぶことができます。
2.親和性の高い他システムとの連携
勤怠管理システムと親和性の高い、他のシステムとの連携が可能かどうかを見るようにしてください。
具体的には給与計算ソフトやマイナンバー管理ソフト、労務管理ソフトなどが該当します。
従業員が打刻したデータから自動で給与を計算してくれるなど、大変便利です。
このページでは全て、親和性の高いツールと連携しているものをご紹介しています。
3.クラウド型かオンプレミス型か
勤怠管理システムにはクラウド型とオンプレミス型があります。
自社にはどちらが適しているのか、検討のうえ導入を決めるようにしましょう。
クラウド型は、月額を支払い導入するタイプで、自社でサーバーを用意する必要はありませんが、カスタマイズは基本的にできないというデメリットがあります。
オンプレミス型は、システム自体を買い切るタイプで、カスタマイズすることが可能ですが、サーバーを用意しなければならないのと自社でエンジニアを配置しなければなりません。
基本的には、クラウド型で十分なはずですから、このページではクラウド型の勤怠管理システムをご紹介しています。
4.無料トライアルの有無
勤怠管理システムを選ぶ際には必ず無料トライアルがあるものを選びましょう。
上記で勤怠管理システムの選び方についてご紹介しましたが、正直使ってみないとわからない部分があります。
無料トライアル期間は30日と多めに取られているシステムがいいでしょう。
勤怠管理システムのデメリット
勤怠管理システム、そのものにデメリットはありません。
しかし、これから導入しようとする際に経営層の説得を得るのが大変という場合もあるでしょう。
勤怠管理は非営利部門のため、システムの導入による業務効率化により、会社にもたらす利益の説明がしにくいためです。
勤怠管理を行う人事部門に、多くの残業が発生している場合や不正打刻が問題になっている場合は、これらの削減による会社にもたらされる利益額を論理的に説明する必要があります。
全ての経営者がこういった内容に理解があるわけではありませんので、導入を検討している担当者さまはここがネックになってくるのではないでしょうか。
まとめ
勤怠管理システムでできることや選び方、おすすめの8サービスを比較してきました。
勤怠管理システムの導入により、勤怠情報の集計や給与計算において大幅に効率化することができます。
気になるサービスがあればぜひ、資料を請求してみてください。