- Amazonビジネスに登録するとどんなメリットがある?
- アスクルとの比較、違いは?
- 個人事業主でも登録できる?
ビジネスシーンの購買でAmazonの利用を考えている方は、このようにお考えではないでしょうか? 結論からお伝えすると、Amazonビジネスは個人・法人問わずメリットの多いサービスです。
この記事では、
- Amazonビジネスのメリットについて
- Amazonビジネスとアスクルの比較
- Amazonビジネスを利用しているユーザーの口コミ・評判
について解説していきます。
最後まで読んでいただくことで、Amazonビジネスについて理解でき、自社の購買効率化やコスト削減につなげられるでしょう。
Amazonビジネスとは?その特徴・メリット5つ
まずはAmazonビジネスの特徴とメリットについて解説していきます。
1.Amazon取扱商品を、割引価格で購入可能
Amazonビジネスに無料登録することで、法人価格や数量割引が適用された状態で購入することができます。
Amazonビジネス会員というだけで、個人向けAmazonよりも安く買えたり、いくら多く買っても安くならなかったものがお得に購入できるのです。Amazonビジネスの登録や会員になるために費用はかかりませんので、デメリットはありません。
「少しでもAmazon商品を安く買いたい」という方は、無料登録するようにしましょう。
2.月末締め翌月払いの請求書支払いが可能に
Amazonビジネスでは、請求書支払いが可能になります。
個人向けAmazonでは購買担当者が何人かいる場合には、購入のたびに決済をしなければなりませんでした。しかし、Amazonビジネスでは請求書による後払い(月末締め翌月支払い)ができるようになるのです。
もちろん従来通りの、「クレジットカード・デビットカード」「代金引換」「コンビニやATM支払い」での支払いも可能です。
3.「ワークフロー」「メンバー管理」など、豊富な購買管理機能
Amazonビジネスでは、「一定金額を超える購買のみ管理者の承認を必要とする」といった使い方や、「メンバーごとにできることを変えられる」など、チームや組織での購買を便利にします。
個人向けAmazonでは誰かの個人アカウントを利用するため、特定の人物しか購入できなかったり、といった不便があります。しかし、Amazonビジネスなら現場スタッフに購買権限を与えることで、事業経営をスピーディに回すことが可能です。
4.多くの「購買管理システム」「経費精算システム」などと連携可能
今使っている「購買管理システム」「会計システム・経費精算システム」「ワークフローシステム」などがあれば、Amazonビジネスと連携させて効率よく購買ができます。
これにより、業務の効率化を図ることができますので、人件費削減や残業時間の削減、単純労働の削減による従業員満足度向上といったメリットがあります。
5.個人事業主にも多くの登録メリット
中小企業や個人事業主も上述した3つの恩恵が受けられるほか、個人事業主の場合には確定申告サポートが受けられます。「個人で使うもの」「事業で使うもの」をワンクリックで仕分けられたり、勘定項目をプルダウンで選択してCSVで書き出すことができるのです。
また、過去の購買データの閲覧やダウンロードには期限がありませんので、数年前といった過去に遡って利用することができます。
Amazonビジネスプライムの利用でより便利に
これまで紹介してきたような、Amazonビジネスの基本的な機能やサービスは無料で受けることができます。
しかし、Businessプライム(年会費4,900円 税込)にアップグレードすることで以下のようなサービスが受けられます。
- 当日お急ぎ便が無料
- お届け日時の指定が無料
- 累積購入割引
- 購買分析ダッシュボード
- 購買コントロール
Amazonビジネスでは、「お急ぎ便」「日時指定」には対応していませんので、これらを希望する場合にはBusinessプライムへの加入が必要です。
また、Businessプライムでは過去に頻繁に購入してきた商品がお得に購入できる「累積購入割引」。過去の購買傾向を分析し、項目・部類ごとに適切な購買予算の設定を助ける「購買分析ダッシュボード」といった機能も使えます。
Businessプライムの年会費は、4,900円(月額408円)と高くはありませんので、毎月購買が発生するような企業・個人事業主であればペイできるでしょう。
Amazonビジネスとアスクルの違いを比較
よく比較されるオフィス用品を調達できるサービスには、アスクルがあります。このアスクルとAmazonビジネスの違いを一言でいうと「商品点数が圧倒的にアマゾンの方が多い」点です。
詳しくは以下の比較表をご覧ください。
Amazonビジネス | アスクル | |
---|---|---|
商品点数 | 2億 | 882万 |
スピード配送 | 最短当日 | 最短当日 |
特別割引 | あり | なし |
送料無料 | 2,000円以上の注文から (Businessプライムは金額問わず無料) | 1,000円以上の注文から |
返品 | 可能 | 可能 |
料金支払い方法 | クレジットカード・デビットカード 請求書払い コンビニ・ATM・代金引換 ネットバンキング・電子マネー | 口座振り込み ゆうちょ銀行・郵便局・コンビニエンスストアでのお支払い 自動引落とし クレジットカード |
ご覧のように、目に付く大きな違いは「商品点数の違い」だけと言って良いでしょう。あとは、AmazonではAmazonビジネスユーザー限定の割引があります。
商品点数が20倍以上も違うのですから「アスクルでは見つからなかったものがAmazonには豊富な選択肢がある」と感じることも多いはずです。オフィス用品の調達・購買担当者にとって必要な商品をいつでも・すぐに届けてもらえるというのは大きなメリットではないでしょうか。
Amazonビジネスのデメリット
Amazonビジネスにはデメリットはありません。
上述してきたようなメリットがあるうえに登録や会員維持費は無料です。強いて挙げるならば、Amazonビジネスの登録にかかる3分〜5分程度の時間と手間がかかることくらいでしょう。
なお、Amazonビジネスの登録手順は下記の通りです。
- メールアドレスを登録する
- 事業者情報を入力する(法人名・個人名、住所、電話番号)
- Amazonの認証を待つ(最大3営業日)
- Amazonビジネス利用開始
事業用途の購買を個人向けのAmazonから、Amazonビジネスに変えるだけで「安くなる」「請求書後払いができる」「各種ツール連携で効率化」「ワークフローなど購買管理機能が豊富」「個人向け確定申告サポート」があるのですから、利用しない手はないと言えます。
Amazonビジネスの口コミ・評判
Amazonビジネスを実際に利用しているユーザーの口コミ・評判をTwitterから引用してご紹介します。
【Amazonビジネス6つの特徴】
・立替精算の手間を削減
・法人価格でさらなるコスト削減
・Businessプライム(迅速な配送サービス)
・豊富な品揃えと高い検索性能
・組織で1アカウントの共有が可能
・購買・分析機能で経理作業が簡単に⏬⏬⏬
— にゅーぐり (@kaijuuguri) July 7, 2020
僕みたいにクレジットカード持つのが嫌いな人や
諸事情より持てない人はデビットカードになると思いますがAmazonビジネスもオススメです!
請求書で一括で翌月末までの支払い方式に変更可能なので👍 pic.twitter.com/JtZ3Dj32Xg— 築城 一也@牡蠣と整体の人 (@tsuikist) January 26, 2021
起業して3年目でやっと気づいたんだけど、AmazonはAmazonビジネスにしたほうが断然確定申告楽だった・・・。アスクルが月末にまとめて請求くれるからAmazonもそういうサービスないかなーと思ったら余裕であったやんけ。
— yukishiroya (@fukuniho) March 4, 2021
ベンダー通して買うよりAmazonで買ったほうが圧倒的に安いし、Amazonビジネスプライム使うとベンダーで買うものめっちゃ減るな
— Ⓜ️™@被苛虐圧搾 (@HaikuinTokyo) January 11, 2019
案内が届いたのでAmazonビジネスに登録してみた。登録は30分くらいで完了。試しによく使うプリンタトナーの価格を調べてみたら、個人アカウントの時より900円安い!新しいのをちょうど2日前に個人アカウントから注文したばかりで、買い物の下手さぶりが、引き続き露呈されている(涙)。 #アマゾン
— ときがわ町移住eBayセラー (@tokigawalife) November 17, 2020
このように、「Amazonビジネスで買う方が安い」「確定申告が楽に」「請求書後払いが便利」という口コミ・評判が多いです。法人はもちろん、個人事業主にもおすすめの仕組みと言えるでしょう。
Amazonビジネスをおすすめしたい企業・個人事業主
Amazonビジネスのメリットや料金、デメリットについて紹介してきました。総合すると、Amazonビジネスは以下のよう法人・個人事業主におすすめです。
- 事業で使う品物を、少しでも安く購入したい
- 購買をもっと効率的に行いたい
- Amazonで、請求書後払いによる支払いをしたい
- 確定申告を安く済ませたい
登録は無料ですので、まずは違いを確かめてみてはいかがでしょうか。